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100マス作文:校長先生賞「はやぶさ」

本日の紹介100マス作文は,3年生のS.Aさんの作品「はやぶさ」です。

「 『はやぶさ』

わたしは,はやぶさができませんでした。そして,五年生に教えてもらいました。そしたらこう言われました。

「もっと手をばってんにして。」

と,言われたからやってみたら,二回もできました。わたしは,こう言いました。

「ありがとう。次は,五回めざすよ。」

と言ってから,ほんとうに五回できました。 」

<校長コメント>

なわとびの「はやぶさ」は,小学生にとっては「技」の頂点といってもいいものです。「あや二重とび」ですから,二重跳びにあやとびが重なるものです。これができると,ちょっと「ハナタカ」さんになれます。(*^^)v

五年生のアドバイスが適格ですね。しっぱいした様子をみて,交差する手があまいと見たのでしょう。あや跳びそのものも,手をいかにしっかりと交差させるかがポイントです。そこに二重跳びが重なるとなれば,その分素早さが求められますから。

「 」で会話を入れ,最後に「ほんとうに五回できました。」という喜びの結びまで,構成もしっかりと書けています。「ほんとうに」という言葉に,できてしまった驚きとよろこびがこめられています。「うれしかった」などという表現がなくても,しっかりとよろこびが伝わります。むしろ,「うれしかった」と結ばないことで,その気持ちがより強く伝わってくるものなのです。(^o^)丿

100マス作文:校長先生賞「ひどい自分」

3年生S.Aさんの100マス作文:校長先生賞「ひどい自分」です。さて,どんな作文なのでしょう。

「 『ひどい自分』

わたしは,今朝,雪がふっていたから,ねこをだいて外に出ようとしました。すると,

「だめだよ。ねこは寒がりだから。」

と言われました。けれどもわたしは,

「やあだね。」

と言って外に出ました。そしたら,ねこパンチを五発やられました。その時わたしは,ねこに意地悪していることに気づきました。

五七五 『ねこさんに,いじわるしたら,ねこパンチ』 」

<校長コメント>

日常の会話がそのまま「 」で表現されて,しかもその時の様子が目に浮かぶようです。いやがるねこをむりやり連れて,雪で寒い外に行こうとしたのですから,それはねこだって必死の抵抗パンチだったのでしょう。その出来事が,「起承転結」の基本にしたがって,見事に書かれています。

起:雪の朝,ねこをだいて外に出ようとした。

承:家の人に「だめだよ。」と言われた。

転:「やあだね」と言うことをきかないで,ねこを連れて外に出る。

結:ねこパンチを5発やられてしまう。

「ひどい自分」というタイトルも見事です。本文には出てきませんが,作文全体をあらわすタイトルです。しかも,読む人には「何がひどいのだろう」とわかりません。だから,余計に読みたくさせるタイトルです。

このところ「校長先生賞」を重ねているS.Aさんは,100マス作文の「コツ」をつかんできているようです。(*^。^*) 「校長先生賞」は,あくまでも校長(僕)が,「おお! この作文はいい! やるな!」と判断した作品に対して出されるものですので,連続して「賞」になる子も少なくありません。念のため。(‘◇’)ゞ

100マス作文:校長先生賞「雪が目に入った!」

3年生のS.Mさんの100マス作文,校長先生賞は「雪が目に入った!」です。

「 『雪が目に入った!』

わたしが,おきると,雪がふっていて,びっくりしました。わたしは,いそいで,そとへいくと,家のにわが,まっ白になっていました。上をむくと目に,雪がはいりました。すこしいたかったです。でもそのうちに,雪が口の中にはいり,ごくりとのみこむと水の味がしました。雪を食べたことがなくてすこしのけいけんができたとおもいます。

五七五 『ゆきふってつもればいいなたのしみだ』 」

<校長コメント>

雪が目に入ってしまったり,口に入ってしまったり・・と,いきなり貴重な経験をしたS.Mさんです。(*^。^*) そんな経験から「すこしいたかった」(目),「水の味がしました。」(口)と,しっかりと体感を言葉で表現できています。いろいろな経験をしたとき,自分がどう感じたり,どう思ったりしたのかを言葉として表すことはとても大事です。

これまで「雪を食べたことがなくて」とありますが,初めて味わった経験は「水の味」という気づきです。僕も子どものころ雪がふったときに「粉ジュース」をかけて食べてみました。昔は自分のうちにシロップなどなかったのです。ちょっとかき氷の雰囲気はでましたが,なんだか「おいしくない」と感じました。

よく「雪は目に見えないほどのほこりが中心になって出来ている」と言われますが,それは本当です。これも子どものころですが,雪をコップに入れて溶かしてみました。すると,細かいゴミ(!)らしきものが入っているのがよくわかりました。ぜひ,試してみてください。ですから,雪は真っ白でとても見た目には「きれい!」ですが,たくさん食べることはあまりおすすめできません。(-_-) まあ,大人たちに聞いたらみんなそんなことをやって成長してきたので,少しぐらいの雪をふざけ半分で食べる程度ならば平気でしょう。(‘◇’)ゞ

僕は冬の奥日光や裏磐梯に行って,雪の中をスノーシュー(かんじき)で歩くという「スノートレッキング」という遊びもするのですが,その時に途中でお昼を食べたり,コーヒーを飲んだりします。以前,水を持っていくのを忘れて,雪をコンロで溶かしてお湯にしてコーヒーを飲んだことがあります。紙のフィルターでろ過してコーヒーを作りますから,細かなゴミは取り除けたと思います。(*^^)v 冬山にテントで泊まる人は雪を溶かして水にするのは常識ですね。

雪の中で飲む温かい飲み物や,熱々のカップ麺などは,とてもおいしいです。(*^^)v

クラブはどこにしようかな?

4年生になると,「クラブ」があります。そこで,もうすぐ4年生に進級する3年生が「クラブ見学」をしました。

▲スポーツクラブと軽スポーツクラブが同じ体育館で活動しています。今日は雨なのでいつもならば校庭でサッカーなどをしているスポーツクラブがおじゃましている感じですね。

▲こちらは家庭クラブ。今日は「あみもの」です。カラフルな毛糸を使って,おしゃべりしながらマフラーやミサンガを作っていました。図書室では「パソコン・イラスト」。アニメ好きにはたまりません。

3年生の子に見学カードを見せてもらうと,気づいたこと・感想がしっかりと書かれていました。(*^^)v さて,4年生になったら,どのクラブに入るのでしょうか?

100マス作文:校長先生賞「パパ」

3年生のS.Aさんの100マス作文,校長先生賞は,「パパ」というタイトルです。

「 『パパ』

わたしが夕方,こわいテレビを見ていたら,パパが,

「わあ。」

とおどかしてきました。そしてわたしは,

「ぜんぜんおどろいてないしやめて。」

と言いました。パパは,

「せっかくおどかしてやったのにつまんねえの。」と言ってしん室へ行ってしまいました。

五七五 『 おとうさん おどかすならば ママにして 』 」

<校長コメント>

娘をおどろかすひょうきんな「パパ」と,こわいテレビを見ているのに何だか冷静なS.Aさんの姿が想像できます。「 」で表現された会話も最高です。(*^^)v 楽しい親子の家庭生活が作文の中に浮かんできて,とてもほのぼのとした気持ちになります。「つまんねえの。」と行ってしまった「パパ」ですけれども,きっとまた同じようなひょうきんなことをS.Aさんにするのでしょう。ぜひ,S.Aさんも,ウソでもいいから「パパ」のひょうきんな行動に反応を示してやってください。(*^。^*) そのあとに,「ぜんぜんおどろいてない。」と返してやるわざを覚えましょう。(^o^)丿 ますます,楽しい親子になれます。

五七五もいいですね。この17文字を使って,「おどかすならば ママにして」と,作文のところでは触れなかった内容を,ここに適切に入れています。100マス作文の用紙をとてもうまく使いこなしています。(‘◇’)ゞ

100マス作文:校長先生賞「妹」

3年生のO.Hさんの作品。タイトルは「妹」。さて,どんな内容なのでしょう。

「 『妹』

わたしには,妹がいます。だけどいつもケンカばかりしています。たまになかよしの時もあるので,お父さんとお母さんに,

「なかがいいの,悪いの。」

と聞かれます。でもそれは,わたしにもわかりません。だけどそれでいいと思います。それは,ケンカしたりなかよくしたりというのが姉妹だと思うからです。 」

<校長コメント>

担任のS先生のコメントに「けんかをしたり,なかよくしたり,そうやって人の心はつながっていくのかもしれませんね。」とあります。兄弟,姉妹の場合には,いくらケンカをしても,切っても切れないつながりがありますから,その安心の中で成長していくのでしょうね。

お父さんとお母さんは,きっとわざと「なかがいいの,悪いの」と聞いてくるのでしょうね。姉妹のことはちゃんとわかっているのです。そういう家族のようすも伝わってくる作文になっています。

何よりもO.Hさん自身が,「わたしにも分りません。」と言ったあとで,「だけどそれでいいと思います。」と,しっかりと理解しているところがいいですね。「姉妹」って何だろうという答えをちゃんと知っています。きっと,けんかをしながらも,ちゃんと「姉」としての自覚とわきまえを意識しているのだと思います。(*^^)v

100マス作文:校長先生賞「ねぐせ」

3年生のH.Yさんの100マス作文です。タイトルは「ねぐせ」。

「 『ねぐせ』

ぼくは,毎朝おきるとねぐせがあります。学校に行ったら友だちに,

「ねぐせ,なおして来なよ。」

と言われます。でもぼくは,

「めんどくさいんだもん。」

と言います。次の朝,時間があるときは,ねぐせをなおすようにします。 」

<校長コメント>

まだ小学校3年生ですから,たとえ「ねぐせ」があってもまったく気にしていないのでしょうね。ぴょんとはねている「ねぐせ」を想像すると,とてもゆかいな作文です。しかも,「毎朝おきるとねぐせがあります。」とあるぐらいですから,かなりのものです。(*^^)v

「 」の使い方もとても上手です。会話文がとても生きている作文に仕上がっています。こういうふうに,ふだんの何気ない会話を作文にさらりと使えるというのは,とても大事なことです。

今は「ねぐせ」を気にしないH.Yさんですが,きっともう少ししたら人一倍気にするようになるかもしれません。そのころに,この作文を本人に読ませてあげたい気もします。(*^。^*)

3年生校外学習「かすみがうら郷土資料館」

▼社会科の「昔の道具」の学習です。実際に昔使われていた道具を見に来ました。

今の便利な生活と昔の人の生活を比べて、驚いています。

▼お城の前で記念撮影。天気が良くて気持ちがいいです。

 

 

▲資料館の人から昔の道具について説明を受けています。

学診テスト,1日目。(*^^)v

今日(11日)と明日(12)日は,県内の小学校3~6年生,中学校1,2年生が「学力診断テスト」を受ける日です。

今日は国語と理科。国語のテスト開始前の教室をのぞいてみました。

▼3年生と4年生です。担任の先生が入れ替わって,テストを実施します。これだけで,ふだんとは違うという雰囲気です。

▼こちらは,5年生と6年生。真剣で,緊張のある教室です。(-_-)

明日は,算数と社会。子どもたちが落ち着いて問題に迎えるように,カメラはそうそうに退散してきました。(‘◇’)ゞ

100マス作文:校長先生賞「よくばりすぎた」

日常のちょっとした出来事を作文にした「よくばりすぎた」。3年生のK.Mさんの作品です。

「『よくばりすぎた』

わたしは,今日の朝,パンケーキを三まい食べました。さいしょは,五まい食べると言いました。おにいちゃんが,「ちょっとちょうだい」と言いました。わたしは,「ダメ」と言いました。二まい食べて,とってもおなかいっぱいになりました。そして,やっと三まい食べ終りました。五まいは,食べれませんでした。 」

<校長コメント>

この作文が「おっ!」と思うのは,作文の展開が「起承転結」になっているからです。4コマ漫画のようなイメージと言えます。いしいひさいち氏の「ののちゃん」(朝日新聞連載)をイメージして読むと,ぴったりです。(*^^)v

朝のパンケーキはなかなか魅力的です。なんだかもりもりと食べられるような気がするものです。だからこそ,Mさんは「五まい食べる」と宣言してしまったのでしょうね。しかも,お兄さんが「ちょうだい」というのに「ダメ」と拒否。とても正直で,リアルな作文になっています。読んでいくと,さてどうなるのかな? と先が気になります。ここまでが,「起承」(2コマ目)です。

3コマ目の「転」は,「二まい食べて,とってもおなかいっぱいになりました。」というところ。おそらく,こんな顔「(+_+)」をしているのでしょう。

最後は「結」です。「そして,やっと三まい食べ終りました。五まいは食べれませんでした。」と,はじめの「五まい食べる」と宣言した意気込みが無残にこわれています。「ののちゃん」のマンガにしたら,この4コマ目は,ののちゃんがお母さんに頭をコツンとやられ,その向こうでお兄ちゃんがイヒヒヒと笑っているシーンになるでしょう。「オチ」としての「結」があるから,作文を読んで楽しいのです。

「よくばりすぎた」というタイトルもいいですね。読む者は「なにをよくばりすぎたのだろう?」と期待して読みます。しかも,本文には「よくばりすぎた」という文は出てきません。作文全体を通して,「よくばりすぎた」というタイトルが輝いてきます。

タイトルの付け方と,起承転結にまとめる構成。そして何より,自分の「よくばり」の行動を素直に書いているところが,作文をすばらしいものにしています。(^o^)丿