全校朝会の「今日のお話」は、教頭先生です。
いきなり、なにやら大きなザックを背負っての登場に、子供たちは目を丸くしています。荷物にはいったい何がはいっているのかな? と興味しんしんですね。
若いころから、スキーや山登りが好きな教頭先生です。山で出会う小さな動物の話もしてくれました。
教頭先生が、「この生きものはなんだか分かる?」と子どもたちに質問すると、
「ハムスター!」との声。たしかに、ちょっと見ると、そう見えなくもありません。
この写真では見にくいので、超アップにしてみますと、ほらっ!
とっても可愛い動物と分かりますね。(^o^)
「この生きものは、オコジョと言います」と教頭先生。
写真は、尾瀬の木道の下から姿をあらわした子供「オコジョ」を教頭先生が撮影したものだそうです。なかなか姿を見られず、しかも写真に撮れるのはまれなのが「オコジョ」ですから、これは貴重な写真と言えます。ちなみに、オコジョはいかにもかわいいのですが、実は肉食の小動物ですので、けっこう激しい性格でもあります。はい。
教頭先生のザックからは次々にいろいろな道具が出てきました。
これは、スノーシューですね。日本では「かんじき」と呼ばれているものです。これを付ければ、雪の上でも沈まずに歩くことができます。…、と言っても、教頭先生は、
「このスノーシューでは、教頭先生は体重が100kgなので、埋まってしまいます」と告白。(-_-) 子供たちは、「ええ!!!100キロ!!!!」と驚き、笑っていました。
折りたたみの棒を教頭先生がのばして、
「これは、ゾンデと言います」と言うと、すかさず、子供から、
「えっ?! ゾンビ?」との声。(-_-) すばらしい、反応ですね。(T_T)
雪崩に巻き込まれたときに、仲間を捜すための棒です。こんなものも持っている教頭先生です。
最後に小さな袋から取り出して、拡げたのは、「山に行くときには必ず持っていきます」という、ツェルトです。アクシデントで動けなくなったときに、このツェルトにくるまったり、テントのようにして使ったりします。
体重100kgの教頭先生が、雪の中や山の中に突然あらわれたら、それこそクマもびっくりするかもしれない「雪男」「山男」でしょうね。(>_<)
教頭先生の楽しいお話でした。(^o^)
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