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カメは暑くないのか?

日差しがある日、池のカメ君がブロックの「島」に上がっているのをよく見かけます。「カメの甲羅干し」というものです。子ども達が見ていても、特に危険を感じない程度ならばそのまま甲羅干しを続けています。

ところで、カメは太陽が照りつける島に上がって、わざわざ「甲羅干し」をしますが、暑くないのでしょうか? どうしてこんなことをするのでしょうか? …と疑問がわいたので、調べてみました。

まず、カメの「甲羅」というのは、身体の一部なのだそうです(つまり、ヤドカリのように抜け出すことはできません)。背中の皮膚の表面が、背骨と一体化して、自分の身を守るために強烈にかたくなったのですね。人間で言えば、指の「つめ」を想像すると分かるでしょう。

そこで、「甲羅干し」の理由です。

1 体温を調節している! …カメは「変温動物」です。体温が周囲の影響を受けて変化してしまいます。人間のように自分の体温を一定に保つことできないのですね。そこで、甲羅干しをして太陽光からの熱や、空気中の温度で「体温」を調節するのです。「甲羅干し」をすると血の巡りが良くなって、うまく体が温まるというわけです。太陽の下での「甲羅干し」は、暑くないのかと心配するどころか、むしろカメにとって欠かせない仕事なのです。 なるほど! ですね(^_-)

2 : 皮膚についた寄生虫などを取り除いている! …太陽から出ている「紫外線」には殺菌の力があります。水中ばかりにいるとどうしてもいろいろな寄生虫が皮膚についてしまいます。ですから、「甲羅干し」をして、太陽の紫外線にあたって、寄生虫などの悪い虫を殺しているのですね。人間もいろいろなものを日に当てていますが、あれも紫外線の殺菌をしているわけです。なるほど! ですね(^_-)

3 : 皮膚の病気を防いでいる! …「2」と関連していますが、カメには「水生不完全菌」というカビの一種による病気が発生します。カメの首や手足の皮膚に付く病気です。「甲羅干し」をすることで、皮膚をしっかりと乾燥させてそのカビ菌を死滅させるのですね。なるほど! ですね(^_-)

4 : 甲羅の病気を予防している! …甲羅の病気で 「 くる病 」 というのがあるそうです。 甲羅が柔らかくなってしまったり、曲がったりと歪んでしまうとか。それはカメにとって一大事です。しかも、そうなると甲羅はもとには戻らない…。つまり、カメは甲羅干しをすることで、太陽の光を浴び、紫外線を受けて栄養素を吸収しているのです。なるほど! ですね(^_-)

5 : 藻類が甲羅に生えないようにしている! …太陽の紫外線が不足すると、カメの甲羅や体には藻類が生えてくる場合があるようです。これはいやですね。旭南小のカメ君の背中が泥で汚れていましたが、やっぱりあの泥も藻が付きやすい原因でしょうから、ないほうがいいようです。つまり、藻類が生えにくくするためにも、「甲羅干し」は大切なのですね。なるほど! ですね(^_-)

6 : 栄養素を吸収する! …カルシウムの吸収をうながすためにはビタミンD3が必要です。そのビタミンD3を「甲羅干し」で補っているというわけです。ビタミンというのは食べる物ばかりではないのです。太陽の光の紫外線を受けることで、動物もビタミンをつくっているのですね。つまり、そのビタミンDが不足すると、カルシウムが取り込めなくなって、結局、甲羅を維持することができなくなるというわけです。なるほど! ですね(^_-)

というわけで、いかにカメ君にとって「甲羅干し」が大事かということがわかりました。(^o^) 僕たち人間にとっても、太陽はさまざまな意味で大切です。必要以上の「紫外線」は、ガンのもとになったりしますが、しっかりと太陽の光や熱を浴びることも忘れてはいけませんね。