本日の午前、鉾田総合公園の体育館で、6年生が「クライミング」の体験をしました。
なぜ「クライミング」なのかと言えば、2019年(平成31年)に茨城県で開催される「いきいき茨城ゆめ国体」(茨城国体・74回国民体育大会)で、鉾田市は正式競技の「山岳競技」が行われます。「山岳競技」と言っても山登りというのではなく、人工的なクライミングウォールを登る競技です。
そこで、いま、鉾田総合公園の体育館内に、PR活動の一環として「クライミングウォール」が設置され、これを”体験”しようという活動がおこなわれているのです。
写真は体験活動をはじめようとする場面。講師の方々は、茨城県山岳連盟などの方々です。
クライミングウォールは、写真左側が高さ3.9メートルの「ボルダリングウォール」、右側の高いものが高さ11メートルの「リードウォール」です。
▼さて、実際に指導を受けながら、子供たちが体験してみました。こちらは、高さ3.9mの「ボルダリングウォール」です。特に補助具などを付けずに登ります。右の写真を見てわかるように、斜めになっています。落ちても、下はマットですから大けがをすることはありません。
▼6年生でたぶん一番体重のあるO.Sさんもチャレンジ!一番左側のルートを見事に登り切り、両手でつかまって「ゴール!」です。ナイス・チャレンジですね(^o^)
▼こちらは、高さ11mの「リードウォール」です。ハーネスをつけて、ロープ(ザイル)で安全が確保されていますから、高さがあっても大丈夫です。
一定の高さまで登れることは登れます。しかし、その先はかなり「オーバーハング」(反り返っている部分)しています。このあたりになると、「もうダメだぁ」となって、ギブアップする子が多いところです。
「手を離せば、ブランコのようになるから、手を離しなさい。絶対に落ちないから大丈夫だよ」
と優しく指導員の方が行ってくれるのですが、そうは言っても「自分から落ちる」という感覚にはなかなかなれないもの。
「無理無理無理っ!」と、手を離せずにしばらく壁に張り付いていたのは、Y.Mさんでした。でも、上の右の写真の右ルートを上っているのがY.Mさんです。すばらしい登りっぷりでしたよ。すばらしい(^_^)v 拍手!!!
▼一方、この11mの「リードウォール」を、初めてなのに登り切ったのは、T.Rさん(左)と、I.Tさん(右)です。素晴らしいですね。(^o^) これには、大拍手!!!!!!!
▼何を思ったのか、E校長先生が最後にチャレンジしました。これは、無謀です。(>_<)
見ている6年生たちも「校長先生! がんばってぇ!」などと声援を送っていますが、どうせこのあたりで落ちるだろうと思っています。ところが、
校長先生は、予想に反して(?)、こんなところまで登りました。あと少しですけれども、この最後の部分がクリアがむずかしいのです。このあと、とうとう手を離してブランコになりました。(-_-)
降りてきたE校長先生は、「もう少しだったから、くやしい。何とか、ビールジョッキのところまでは行けたんだけれども」と言っています。 えっ? ビールジョッキ? 何のことでしょう。写真を拡大してみましょう。
確かに! 右手でつかんでいるのは「ビールジョッキ」の取っ手です! 右足の先にも緑色の同じ「ビールジョッキ」が見えます(^o^) 実は、クライミング・ウォールの「ホールド」にはいろいろな形があって、なかにはこういう「遊び心」のものもあるのです。どんな「遊び心」のホールドがあるのかを見つけるのも楽しいかもしれません。
E校長 「ビールジョッキまで登れたから、今夜はビールを飲まなければなりませんね。」とか…。でも、そんなことを言っているE校長先生には、たぶんこのあと、極度の筋肉痛が待っているはずです!(>_<)
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