本日の午後、4年生は社会科の見学で、大洗にある「クリーンセンター」を訪れました。ここは、大洗と鉾田の旭地区、水戸の常澄地区が利用している施設です。
▲はじめにセンターの場長さんや職員の方から、センターの仕事について説明を受けました。子供たちは話を聞きながら、メモをとって学びました。しっかりとメモしているのは、I.Rさんですね。
▲集められたゴミは袋に入っているので、ここでバラバラにされます。ガラスばりのコントロール室から機械を動かしていました。一日に120トンのゴミを燃やすのだそうです。24時間燃やし続け、年間に14410トンのゴミを処理。この量は2トン積めるゴミ収集車で7000台以上になる量です。すべてコンピュータでコントロールされ、燃やす温度も800℃~900℃に保たれているそうです。
▲ゴミ収集車(パッカー車)で集められたゴミはクリーンセンターに入ると、まずここで重量を測ります。下ろして空になった車で再び乗れば、どれだけのゴミを運び込んだかわかります。4年生の子供たちがみんなで乗ってみると、「820kg」でした。ゴミ収集車は「2トン=2000kg」も入るので、子供たちはとても感心していました。
▲ゴミ収集車がゴミを投入するところです。案内してくれている職員の方が扉をあけてくれました。ゴミがいっぱいでした。強烈なにおいが来ました。「すごいにおいでしょう。でも、今日はまだいいほうです。夏は本当にたいへんです」ということです。仕事の大変さが伝わってきました。においの元は、家庭から出る生ゴミなのだそうです。
▲空き缶を選別する機械も見る事ができました。アルミ缶もスチール缶もいっしょに流れますが、右の写真のように磁石のベルトでスチール缶を吸い上げて分けていました。
▲分けられた缶は、最後に500個ぐらいがかたまりにされます。子供たちは、ぺしゃんこに固められた缶を見て、「あ、コカコーラだ!」などと喜んでいました。
▲これが500個の缶のかたまりです。左の写真はアルミ缶。右の写真はスチール缶です。持ってみると、重さの違いがよくわかります。こうやって、リサイクルされていくのですね。
▲これは、ペットボトルのかたまりです。一本一本だと軽いペットボトルですが、こんなに大きなかたまりになると、重さもかなりあります。「わあ、重たい!」と持ち上げられない子が続く中で、「おおお!」 (^o^) 女子のM.Mさんが一気に持ち上げました。顔も笑っています。ちなみに、重さは23~24kgあるのだそうです。M.Mさん、やりますね。(^_-)
▲ たまたまパッカー車が後部のゴミが詰められる空間を開けていたので、見せてくれました。この中にゴミがぎゅーっと詰められるのですね。(-_-)
子供たちは、社会科で「ゴミがどうなっていくのか」「リサイクルはどうなっているのか」という事を学びます。いかにゴミを出さず、きちんと分別して、リサイクルするかが大切なことがわかりました。
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