みなみの時間に、6年生は福祉について学んでいます。1学期には車いすを体験し、インスタントシニアを体験し、そして妊婦体験も行いました。
2学期は運動会の際に樅の木荘さんに招待状を送り、運動会に来てくれたお礼に今度はこちらが訪問させていただくという話をしてきていました。そして実現したのが今回の訪問。
まずは講義。施設の説明と、多くのお年寄りに関係のある病気である認知症と脳卒中についての説明を受けました。
話を聞く様子も真剣そのものです。
次はお年寄りと一緒にゲームをしました。新聞紙を丸めて段ボールの箱の中に投げ入れるゲームです。子どもたちはお年寄りをお手伝いしながら、一緒にゲームを楽しみました。ゲームが進むにしたがって、徐々に会話が生まれました。ゲーム中に男子チームには多少のズルがありましたが、それによって笑顔がたくさん生まれました。
次はゲームに疲れたお年寄りの肩もみをさせていただきました。「気持ちいい」と喜んでくれるお年寄りを見て、とてもうれしくなりました。中にはおしゃべりや歌が止まらない元気なお年寄りもいらっしゃって、みんなが笑顔につつまれました。
そして最後に合唱です。南っ子祭りでも披露した「つばさをください」と「この星に生まれて」の2曲です。笑顔で聞いてくれて、たくさんの拍手をいただきました。
今回このようにたくさんのお年寄りの笑顔に触れて、こちらもとてもあたたかい気持ちになりました。こんなに近い距離にある旭南小と樅の木荘です。これからも心温まるような交流が続けていけるといいなと思いました。
また、6年生にとって、福祉の現場にお邪魔させていただき、実際にお年寄りとのふれあいや体験をさせていただくことで、何かを肌で感じられる貴重な機会となりました。樅の木荘様、ありがとうございました。
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