全校朝会では月に一度,「先生の話」を入れています。4月最初は校長先生でした。校長先生は,大きなバケツに何やら入れてきて,子供たちに話し始めました。バケツから出てきたのは,「ぼうし」です。もちろん,校長先生のぼうしですね。
▲「ぼうしはなぜかぶるのですか?」と子供たちに質問すると,子供たちからは「頭を守るため」「熱から頭をまもる」など,ちゃんとした答えが返ってきました。校長先生が次々とりだす帽子は,それぞれいろいろな「ぼうしの役目」がありました。『しっぽのやくめ』という国語の学習がありましたが,ぼうしにもいろいろなやくめがあるのです。
冬用の毛糸やウールの素材のぼうしは,寒さをふせぐやくめがあります。そんなぼうしも出てきました。
つばの広いぼうしは,雨ふりの中でかぶります。雨を通さない素材で作られているものなので,頭がまったくぬれません。傘が使えない登山などに使うそうです。
▲暑く強い日差しから,首すじが日焼けをしないようにするための布が出ているぼうしも出てきました。「おばあちゃんがかぶってる!」と子供の声。たしかに,農家の方々が日焼け防止のために使っているぼうしも,似ているぼうしです。(^_-)-☆ ヘルメットも登場しました。もちろん,ケガの防止のためのものです。校長先生は,煙突そうじなど高いところの作業などで使うそうです。
▲自転車のヘルメットも出てきました。自転車でしっかりと走るときには欠かせないものですね。(^o^)/ 最後には,なぜか「黄色い学童帽」(*^^)v 「なぜ,黄色いのでしょう?」という質問に,「車の人からちゃんと見えるように」と答えてくれました。「正解!」です。黄色は一番目立つ色だからですね。
と,いろいろな「やくめ」をもつ「ぼうしの話」でした。
これからの季節,とくに紫外線が強くなりますので,みなさん,帽子をかぶりましょうね。(^o^)丿
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