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詩「アカトンボ」が新聞の【詩壇】に。

18日(土)の『茨城新聞』には,旭南小にかかわるもう一つの話題がとりあげられています。それは,「詩壇」に載った5年生の詩です。

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「 アカトンボ

鉾田市立旭南小学校5年 川上 梨子

ぽかぽかの日差しを受けて

いっしょうけんめい羽を動かす

パタパタ パタパタ

時には羽を休めるけれど

しばらくすると

また パタパタと羽を動かす

真っ赤な体にきらきらの羽

真っ赤な夕日に照らされて

パタパタ とんでいる

真っ赤な夕日に照らされて

風にゆられてとんでいる >

<校長コメント>

この「アカトンボ」の詩を書いたのは,いま5年生のK.Rさんです(新聞記事にはもちろん本名で出ています。記事の名前は本人の了承を得ましたので,そのまま載せています)。実は4年生の国語の学習で書いた詩ですが,新聞社の都合もあって掲載がいまとなったものです。

選者の評でも,K.Rさんの観察力,表現力をかなり高く評価しています。おそらく選考された方は,小学生の詩の表現として驚いたに違いありません。僕(校長)は,もうK.Rさんの観察力や表現力については依然から「すごい!」と評価しています。実際に,100マス作文でも何度も「校長先生賞」に輝き,このブログにも作品をアップしました。この「アカトンボ」の詩は,とつぜん生まれたものではなく,いつものK.Rさんの作品作りの流れだな,と思います。

僕もこの「アカトンボ」の評を書いてみましょう。まず,「アカトンボ」という言葉は,題にしか出てきません。こういう感覚は,小学生の作品ではあまり見られない傾向です。読む者に「アカトンボ」をまず示しておいて,そのうえでK.Rさんは自分が観察した表現を読み込んでいます。その時に,読む者の「アカトンボ」に対する感性と,K.Rさんの感性にずれが起こっています。そこが,この詩が評価されるポイントです。意外な視点からのとらえ方。「パタパタ」という羽の動き。トンボの体の「真っ赤」から,夕日の「真っ赤」につながる流れ。「真っ赤な夕日に照らされて」というフレーズを最後に2度重ねてくる巧みさ。そういうすべてが,K.Rさんの詩の持ち味なんですね。

とにかく,『茨城新聞』への掲載,本人もとても喜んでいます。おめでとう!! (#^.^#)

ひまわり交流の記事が『茨城新聞』に。(^o^)

6月10日(金)に、5,6年生が福島方面の遠足の際に,いわき市立湯本第一小学校を訪れ,ひまわりの種をまきましたが,その記事が18日(土)の『茨城新聞』に掲載されました。

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記事は,昨年度からの経緯も含めて書かれており,本校の活動がよく伝わる内容になっています。

本校では,今年の「旭南ひまわりプロジェクト」の活動を盛り上げているところ。今年も,ひまわりの夏がやってきます。子供たちは,福島とのつながりを大切に,ひまわりの活動を進めています。