稲刈りです。稲刈り鎌(のこぎり鎌)で刈ります。初めての体験ですから,校長先生の指導を受けて「手を切らない刈り方」を学びました。
▼刈った稲は,さっき作った「結い藁」でしばります。ぎゅっと強くしばらないと,担いだり,運んだりするときにバラバラになってしまいます。子ども達は一生懸命です。
▼稲を乾燥させるのは「おだ」。竹で作ります。しばっているのは,校長先生がちょっと前に藁で作った縄です。(*^^)v はみ出た藁の端っこを切って処理していないので,ちょっと見た目はよくありませんが,ちゃんとしばることができました。(+_+)
▼「おだ」に刈り取った稲を掛けます。これで,稲刈りが完了。あとは,乾燥するのを待つばかりですね。
<おだ・おだがけ>について
「おだ」「おだがけ」と当たり前のように書きましたが,刈り取った稲を竹などで作った「おだ」と,そこに掛ける「おだがけ」と言っているのは,茨城県や千葉県などの地域限定の表現のようです。一般的には「おだ」のことは「稲木」(いなき・いなぎ・いのき,など)と言われます。「おだがけ」も,別の地域では「稲掛け(いねかけ、いなかけ)、稲機(いなばた)、稲架(はさ、はざ、はせ、はぜ、はで)など,いろいろな呼び方がされています。なるほど,って感じですね。
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