100マス作文,校長先生賞です。2年生のT.Sさんの作品「はがぬけたよ」です。
「 『はがぬけたよ』
きのう,はがぬけました。はみがきをしていたら,コロッって,とれました。ブクブクぺってやったらはが出てきました。見ると,はいしゃに行ってきたちりょうのあとがのこっています。これで,7本か8本ぬけました。つぎに,ぐらぐらしているはは,ありません。 」
<校長コメント>
子供の歯(乳歯)ですから,抜けてくるのが当たり前です。T.Sさんのように歯みがきをしているときに,いきなりコロッと抜けたりします。ちょっとびっくりしますが,子供の歯はぬけると分っているし,それが何本目かならば,そんなには驚きません。T.Sさんも,「7本か8本」ぬけているので,あまり驚いていない様子が伝わります。そのあたりの冷静な感じが作文から読み取れます。また,「はいしゃに行ってきたちりょうのあと」まで観察しています。
乳歯って,下から大人の歯が出ようとすると,ぐらぐらとしてきます。すると,とても気になるもので,指で動かしてみたり,舌で動かしてみたりします。でも,動かし過ぎるとちょっと痛い。だから無理はしないのですが,それでも痛いと思う少し手前まで動かしてしまうものです。そして,そのうちに取れる,というわけです。