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ラスト・メッセージ。(‘◇’)ゞ

僕(E校長!(^^)!)は,本日「定年退職」をいたしました。これは,このブログへのラスト投稿です。(まだ,3月31日なので許してください)

3年間,旭南小学校に校長として勤務して,僕は本当にしあわせでした。この僕の「しあわせ感」は,まぎれもなく子供たちと,保護者と,地域の皆様と,そして僕を支えてくれた職員の皆さん,みんなが支えてくれた結果です。これは,本当です。

思えば,3年間にはいろいろなことがありました。ちょっと,思い出してみます。

茨城国体の「山岳競技」が鉾田市ということで,小学校に「クライミング・ボード」を設置してくれると言われたとき(平成26年1学期),まっさきに「付けてほしい」と手をあげたのは旭南小です。もちろん,実際に最初に設置されました。夏休み明けのすぐから子供たちに大いにのぼってもらいました。こんな遊びが学校でできるなんて,素敵なことだと思ったからです。僕も,H教頭先生も,教務のT先生も,そんなチャレンジが大好きでした。 白浜での宿泊学習(平成26年)では,27kmの自転車チャレンジをしました。そんなことに挑戦する小学校はありませんでした。でも,白浜少年自然の家の先生も「それは面白い企画ですね」と言って応援してくれました。途中で自転車のアクシデントが必ずあるだろうと,養護教諭のS先生が軽トラックの荷台に4台の自転車を積んで走ってくれました。まるで「ツール・ド・北浦」みたいでした。!(^^)! 途中でお弁当を食べて,誰一人脱落者もなく,27kmを走り切りました。子供たちだって,やるときはやるのです! こんな企画,僕は大好きでした。 平成27年度は,「旭南ひまわりプロジェクト」の活動もスタートしました。ひまわりを咲かせて種を取り,その種を福島に送って「ふくしまとつながろう」という支援の活動です。児童会が積極的に動いて,たくさんの募金も集まり,夏には1000本ものひまわりが校庭の周囲に咲きました。その種は,秋の「南っ子まつり」で,福島に転向していったOさん姉妹に直接贈ることができました。あの東日本大震災とそのあとの原発事故で,着の身着のまま避難し,いまでも帰ることさえできていない人々がおおぜいいることを,僕たちは忘れてはいけません。その思いが「ひまわり」を通してつながるのだと,僕は思います。 5,6年生の遠足で国立公園・「奥日光戦場が原」のハイキングをしたのは平成27年の5月です。赤沼茶屋から「湯川」をさかのぼるように木道を歩きました。新緑の芽がとてもすがすがしい青空の遠足でした。僕は「晴れ男!」と言われますし,実際にこういう肝心なときには晴れています。子供たちは途中の泉門池(いずみやどいけ)畔でのお弁当タイムのあとは,湧き出る水を飲んだり,池に入ってあそんだりと,自然を満喫しました。ただ自然の中を歩いて,遊ぶだけなのに,子供たちには心に残る遠足になったようでした。不思議とそういうものなのです。 そうそう! 旭南小のキャラクター「ハマユーリン」も誕生しました。顔は僕が思い付きで描いたものですが,身体は子供たちから募集したデザイン。名前も募集したものから決まりました。その後,保護者のSさんが頭の部分を制作してくださり,平成27年の運動会には「ハマユーリン」が初披露されましたね。その後,いろいろな場面で「ハマユーリン」が登場することになりました。 「学校キャンプ」(PTA特別企画)の第1回は平成27年,第2回は平成28年のそれぞれ10月初旬に行われました。暑くもなく寒くもなく,蚊などの虫もいない絶好の季節です。学校の芝草の上で親子でテント・キャンプをする。ただ,それだけのイベントなのにとても盛り上がりました。キャンプ初体験という家族も,気軽に参加できたようです。それ以来,完全に家族キャンプにはまってしまった家族もいるとか。とてもすてきな「家族体験」です。 「旭南ひまわりプロジェクト」の活動が評価され,平成28年2月には6年生が福島で行われた「ひまわり甲子園」に参加して,旭南小の活動をプレゼンをしながら舞台で紹介しました。参加者からすごい拍手をいただきました。ハマユーリンも登場し,とてもうけていました。(‘◇’)ゞ 平成28年の6月の5,6年生の遠足は特別に「福島」へ行きました。Oさん姉妹が転向したいわき市の湯本第一小学校を訪問し,花壇にいっしょに「ひまわり」の種をまきました。その種は前年の夏に,旭南小で収穫した種です。旭南小と福島の小学校が「ひまわり」を通じてつながる活動になりました。 平成28年度の宿泊学習は,7月の夏休み前の暑いさかりに,竜神ふるさと村で行いました。初日,「亀が淵」の滝つぼへの飛び込みも体験しました。最初はこわがっていたのに,何度も飛び込むと慣れて,5mほどもある岩の上から飛び込む子もいましたね。また,川では魚やカニなども網でとったり,入れ食いのような釣りも楽しんだり。帰りには激しい雨にうたれてしまいましたが,それも思い出の一つになりました。笑いながら雨に打たれて歩いている子供たちのたくましい姿がありました。( `ー´)ノ 秋には,5年生が育てていた稲が収穫されました。僕は「縄」をなうことができるので,子供たちに「よっつぉ」(稲の束を縛るもの)の作り方を教えました。何人かの子はコツを覚えてみごとに「よっつぉ」を作りました。そんな伝統的な技を学ぶのも,面白い学習になりましたね。僕も楽しかったです。!(^^)! それから,防災訓練も僕には忘れられない行事でした。あの防災ヘリコプター訓練で「救助される役」というのを,僕はやってみたかったのです。以前,チャンスがあったのですが,当日の天候が悪くてダメになったことがありました。それだけに,旭南小でのチャンスは最後のチャンスなのでした。それが実現しました。(^O^)/ 「なんでもやりたがる」という性格も僕は持っています。学校の屋上から救助されて,宙づりで上げられる感覚はとても感動でした。(‘◇’)ゞ 3年間の旭南小を振り返ると,ほんとうにたくさんの思い出がよみがえります。大きな行事やイベントでなくても,休み時間のちょっとした出来事や,授業中の子供たちの表情も思い出します。それらすべてが僕の「しあわせ感」につながっています。 ほんとうに,ありがとうございました。最後の勤務校が,旭南小学校でほんとうによかったと,僕はいましみじみと感じています。旭南小学校は,とてもステキな学校です。最高ですっ! これが,僕の最後の「ブログ」発信になります。(^O^)/ みなさん,この「旭南小ブログ」から,さようなら~ です!!!

100マス作文:校長先生賞「ねむれないよる」

本年度,最後の100マス作文:校長先生賞の紹介です。1年生のO.Aさんの「ねむれないよる」です。さて,どうして眠れないのでしょう?

「 『ねむれないよる』

わたしは,ゆうねをしてしまうときがあります。ゆうねをしてしまうとよるねむれなくなってしまうので,ゆうねをしたくないのにしてしまうのがふしぎです。よるねれなくなるとあさおきれなくなってしまいます。

あさねむくなってしまうのでゆうねはきらいだけど,ゆうねをしてしまいます。」

<校長コメント>

これはジレンマですね。あ! 小学生には「ジレンマ」の意味がわかりませんね。原因がどこにあるのか訳が分からなくなって,どうしようもなくなるのです。「ゆうね(夕寝)」をしなければいいのでしょうが,でもつい眠ってしまうのです。すると,夜になって眠くならない。だから,つい目を開けていると,今度は朝が起きれない。本人は何とかしたいのに,どうしようもない‥という状態です。

この作文を読むと,つい笑いそうになってしまいます。本人は深刻な悩みなのですが,「ゆうねをしたくないのにしてしまうのがふしぎ」というあたりが実にほほえましいのです。

こういうポイントに作文の題材を見つけることも大事です。O.Aさんは,そういう目をもっていますね。僕(校長)は,こういう「ジレンマ」に苦しむ(?)ような作文が好きです。だって,面白いんだもの。(*^^)v (^o^)丿

錦鯉~ <゜)))彡

卒業生たちが,卒業記念の愛校作業できれいにしてくれた池。何らかの事情で小さい魚たちがいなくなってしまったので,さみしい池になっていました。そこで,「錦鯉(にしきごい)」を入れました。と,言っても体長10cm程度の,まだかわいいサイズですけれども。スイミーではありませんが,みんないっしょに泳いでいます。

学校に来たら,ぜひのぞいてみてください。(*^^)v

100マス作文:校長先生賞「きのうやったふやしおに」

1年生のT.Sさんの100マス作文:校長先生賞「きのうやったふやしおに」です。 Fjallraven Kanken Big

「 『きのうやったふやしおに』

きのう☆☆☆くんたちとふやしおにをしました。ぼくは,ながぐつだったから水たまりに入りました。でもくつで水たまりに入っておいかけてきました。さいごまでにげきりました。 fjällräven rucksack たのしかったです。またにげきりたいです。 」

<校長コメント>

にげる人がつかまえられると,どんどん「おに」がふえてしまうという怖い(”(-“”-)”)遊びです。逃げる人はとにかくいろいろな手段を使ってつかまらないようにします。雨上がりの校庭には,巨大な水たまりができていました。「ながぐつ」が有利とばかりに巨大な水たまりに逃げ込んだのは作戦として正解でしたが,「おに」が普通のくつのまま水たまりも何のそのと追いかけて来るとは! それは予想外でしたね。その時のようすがしっかりと書かれていますので,読んでいても目の前に浮かぶようです。それにしても,普通のくつで水たまりに突っ込んでくる「おに」さんは,くつがびしょぬれになっても気にしないのでしょうか。 Mochilas Kanken Mini すごいですね。

遊びというのは,こういうアクシデントや思わぬ出来事がおこると,より一層おもしろくなるものです。 Kanken No 2 追いかける方もおもしろいし,追われる方もびっくりしておもしろいのですね。

おにごっこでは「ながぐつ」は不利でしょう。でも,「水たまり」に逃げ込むことで「不利」を「有利」にしようとした発想はよかったのですが,それが効果がないとなると「ながぐつ」は不利になるものです。それでも,T.Sさんは「さいごまでにげきりました。」というのですから,脚がとても速いのか,逃げる作戦が上手なのか。 Fjallraven Kanken Kids 「水たまり」と「ながぐつ」といういつもはない設定が,きっとこの「ふやしおに」をいつもよりもずっと「たのしかった」と感じさせたのかもしれませんね。

100マス作文:校長先生賞「おてつだい」

1年生の100マス作文,校長先生賞です。タイトルは「おてつだい」。T.Kさんの作品です。

「 『おてつだい』

わたしは,おてつだいがだいすきです。ママといっしょにごはんのおてつだいをします。おやさいをおくことがたのしかったです。かぞくみんなでごはんをたべることがしあわせでした。」

<校長コメント>

まず「おてつだいがだいすき」と書いて,そのあとでどんな「おてつだい」なのかを書いています。順序がしっかりしています。読むほうも,「だいすき」な内容がわかっていくので,安心していきます。

最後に,「かぞくみんなでごはんをたべることがしあわせでした。」と結んでいますが,ここが最高にいいところです。「しあわせ」と感じるご飯の時間。たしかに,そこに「しあわせ」を見出せる家庭って,すばらしいことです。

豪華なメニューならば「しあわせ」なのかと言えば,そうとも言えません。大事なことは「かぞくみんなでたべる」ことです。そこでは,いろいろな話が出るのでしょう。家族が会話をかわしながら,食事を楽しむ。それが大事なのだと思います。

笠間焼が届きました!

4年生が2月23日に,笠間工芸の丘で体験した「笠間焼き」づくり。その後,乾燥させ,焼きあがって,本日の午前に届きました。工芸の丘の方が間に合わせてくれたということです。(^_-)-☆

宅配で「午前」指定です。

さっそく,自分の名前が貼られた包みを開けてみる4年生。「うわあ!」と言いながらお互いに鑑賞し合っています。

全作品は,こちらのPDAファイルからどうぞ。

4年生の笠間焼き作品

本日,修了式。(^o^)/

平成28年度も今日で子供たちの登校も終わり。9時半から体育館に全校児童が集合しました。

▼初めに行われたのは,次年度の「児童会役員」の任命と決意の発表です。4月から,この旭南小学校の児童会をリードしていきます。

児童会役員のメンバーは,会長が現5年生のK.Kさん(あいさつ中)です。副会長が現5年生のI.Kさん,K.Jさん。書記が現4年生のS.Hさん,N.Nさん,O.Mさんです。

▼続いて,修了式。修了証は代表の児童に手渡されました。学年全員がしっかりと起立して臨めました。

▼E校長先生の話。「今日で,平成28年度は終わりますが,学年が一つずつ上がる4月からは,旭南小学校をもっともっといい学校にしてください。いろいろなことに興味を持ち,関心をもって過ごしましょう。笑顔のある学校にしましょう。」というような話でした。

子供たちは,とてもしっかりと話を聞いていました。中には話にうなづきながら聞いている子も。(*^^)v とてもいい終了式でした。

[…]

第44回 卒業式~(^o^)丿

本日,6年生22名が卒業しました。心より,お祝いいたします。ちょっと寒い日でしたが,天候もよく,卒業式日和でした。(*^^)v

▼中学校の制服姿で最後の登校をした6年生に,5年生たちが胸花を付けに来ました。お互いにちょっと照れくさい感じです。

▼「卒業生入場!」とアナウンスがあって入場。担任のN先生,今日ははかま姿で素敵です。卒業生も,胸をはって赤絨毯を入場です。

▼卒業証書授与は緊張ぎみ。でも,この儀式がないと「卒業」にはなりません。式は「学校長式辞」へ。今年度で定年退職となるE校長にとっても「最後の卒業式」というわけで,ちょっと気合い(?)の入った式辞でした。

▼卒業生と在校生による「よびかけ」。とてもしっかりとできました。それにしても,昨日までランドセルを背負っていた6年生の「制服姿」はなかなかすてきでした。

▼卒業証書を手に退場する卒業生です。右は教室に戻って,全員での記念撮影。

▼本校舎から出て来る卒業生を見送り。在校生が握手を求めたりします。「最後の別れ」という感じですね。

ご卒業,おめでとうございました。(^_-)-☆

[…]

茨城新聞:「未来Story」 (^o^)丿

本日(22日)付けの茨城新聞です。本校の6年生T.Mさん(新聞記事には名前出ていますけど(*^^)v)の「思い出つくるカメラマンに」という夢が『未来Story』欄に載りました。将来の夢はカメラマン。(‘◇’)ゞ とても素敵な夢ですね。動物や景色など,きっとみんなを笑顔にしてくれる写真を撮って発表してくれるでしょう。

ちなみに,このT.Mさんの写真はお母さんの撮影です。(^o^)丿 笑顔がいいですね。

(記事の写真はクリックすると大きくなって読みやすくなります)

ラストランドセル! (^o^)丿

明日は卒業式の6年生。となると,今日が最後のランドセルでの下校です。

☚ クリックで拡大します。

全員そろって,ラストランドセルの記念写真です。(^o^)丿 思えば,6年間も酷使されつづけたランドセルです。学習用具を入れて,よく通ってきました。たぶん,もう背負うことはないでしょう。(‘◇’)ゞ ランドセル,ありがとう!!

おっと,ラストの国旗当番をしています。(*^^)v そして,正門からランドセルでの最後の登校班での下校。もう6年生は班長ではなく,最後に付いて歩いてます。この下校も最後ですね。