全校朝会の今日の話は,4年担任のI先生。I先生は大学で「心理学」を学んできたということから,「脳」の話をしてくれました。I先生の話は,こんな内容でした。
脳には一番奥に,「へび脳」と言われるところがあります。へびのようなハ虫類も持っている脳で、睡眠や食事、呼吸など「生きる上ではなくてはならない」働きをしている脳です。
次に,そのまわりに「ねこ脳」があります。うれしい、悲しいなど人の気持ちがわかる脳です。
一番外側にあるのが,「ひと脳」です。人間がいろいろ考えたり,行動できたりするために使う脳です。
そこで問題! 人がいじめられるとどの脳が攻撃されるのでしょう? (子供たちは,ひと脳に手をあげたり,ねこ脳に手をあげたりしましたが,「へび脳」はいません・・)(・・?
ところが,正解は「へび脳」。( ゚Д゚) 子どもたちも「えええ!」と驚いています。
その理由ですが,いじめられると,人は「何も食べられなくなったり,眠れなくなったり」します。ひどくなると,最後は息すらしたくなくなって,死んでしまいます。つまり,いじめは、それほどひどい行為ということです。
「いじめ」をすると,脳からとても強い毒の物質が出ます。それは世界で一番の毒へびの次に強い毒といわれています。
反対に,人にやさしい言葉などをかけると,脳からおだやかな物質が出ます。そんな人になれるようにしてください。