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池の水に変化あり!(^_^)

本校舎前の「池」にはカメ君やにしき鯉、金魚などがいます。子供たちの「いやし」になっている池です。じつは、この「池」の水質が悪く、とても濁っていました。いかにも浄化されていない状態でした。完全に富栄養化しています。汚れとともに余分な栄養が水を濁らせているのです。そこで、対策したのが「水生植物」を入れて、浄化を試みるというものです。ホテイアオイを入れたのは、6月25日です。下記の写真がその時のようすです。カメ(ミシシッピアカミミガメ)はホテイアオイを食べてしまいますので、サークルを入れてホテイアオイを守りました。このときの池の水質は写真のように、白いサークルが水の中では見えないような状態でした。カメ君の脚もまともに見えない状態です。(>_<)

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その水質に変化が現れてきたのが、下記の写真で判ります。

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これは、7月14日です。右の写真では白いサークル部分をアップにしてみました。縦に白いサークルが見えるようになってきてます。

そして、これが現在の写真です。

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どうでしょう。白いサークルは池の底部分まではっきりと見る事が出来ます。池に入っているブロックや土管もはっきり見えます。しかも、以前にはまったく存在すら確認できなかった「フナ」がたくさんいることがわかりました。水面にはほとんど出てこない「フナ」は、色も黒っぽいのでわからなかったのです。12~3㎝のものから、4~5㎝のフナまで、20匹以上いるようです。これも、水質があきらかに良くなってきたからこそわかったことです。

実は「ホテイアオイ」という水生植物は、とても浄化作用があるのです。水の中の余分な栄養分を吸収してくれることもわかっています。その効果が見事に表れたということでしょう。ただし、右の写真を見てもらえれば分かるように、6月25日に入れたホテイアオイはあまり成長がみられず、色も薄くなっています。手前の元気なホテイアオイは、つい最近入れたものですので、比べると違いがわかります。水質は良くなったのに、なぜホテイアオイがこうなってしまったのか、それはわかりません。汚れを吸収したことで、ホテイアオイが犠牲になっているのかもしれません。あるいは他の原因があるのかもしれません。とにかく、わかっていることは、ホテイアオイを入れたことで確実に池の水質は良くなったと言うことです。

池の水質の浄化と、カメや魚たちの生活環境については、さらによくなるように今後もいろいろと試みたいと考えています。

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