校舎前の草地で、子供たちが花飾りを作っています。
「この花って、なんて言うの?」と聞いてみると、
「シロツメクサです!」と。よく分かっています。
「どうして、シロツメクサって言うの?」
「うううん…。白いから!」
「確かに、白いから、それはそうだね。じゃ、『ツメクサ』って、なに?」
「うううん…。花が爪のような形してるから!」
予想通りの答えが返ってきました。けっこう「爪のような花びら」だから「つめくさ」と思っている人がいます。でも、それは不正解です。そこで、子供たちに、次のような話をしました。
<シロツメクサ> これは、「白い詰め草」から来ています。江戸時代にオランダから運ばれた(献上された)、グラスなどのガラス製品がありました。そのガラス製品が割れないように箱に詰められていたのが、この「クローバー」を乾燥したものだったのです。確かに、花は乾燥すればいかにもクッションになりそうです。花は種でもありますので、日本にどんどん拡がっていったんですね。 …という話です。(^_^)v
でも、子供たちは「ふううん」と、あまり関心もなさそうです。(-_-) そりゃ、そうかもしれません。
さて、ところで子供たちは、何を作っているのでしょう。聞いてみると、
▼「ブーケです!」と、たくさん集めています。素敵なブーケができそうです。
▼「指輪、つけてあげる!」と、私(校長)の指に巻いてくれましたが、うまく巻けません。「ううん、太くてダメだ…!」 すみません m(_ _)m
こんな花飾りをつくる子供たちの姿も、季節を感じてとてもいいものですね。(^_^)v