「あれっ?」 理科の勉強なのに、3年生が粘土を出しています。すると、担任のH先生から、指令が出ました。それは、「粘土とモール、針がねなどを使って、「モンシロチョウ」を作りなさい。羽もありますので、必要なだけ取りに来て下さい」というものです。
しかも、「教科書は見てはいけません」とH先生。 「えっ!」と子供たち。
子供たちは、これまでに見た経験から、それを思い出して「モンシロチョウ」を作らなくてはなりません。さて、どうなるのでしょう。子供たちは、やる気まんまんです。(^_^)v
▲おお! まだ作成しはじめたばかりですが、「モンシロチョウ」にはちょっと…。
▲頭から作っていますか? おとなりは、あとは「羽」だけでしょうか? でも、なんだかちょっと…。子供たちは、悩みながら作っています。「どうなってたっけ?」「あれ?」
▲お!なかなかいい感じかな。でも、羽が…。教育実習のY先生もいっしょに作っていますね。触覚もあるし、脚も6本あるし、……でも、なんだか…。
▲そんな中で、ほぼ完璧に作ったのは、K.Kさんです。(^_-) からだも、頭、胸、胴の3つに分かれています。脚はちゃんと胸の部分から6本でていますね。そして、羽も左右に2枚ずつ。はい、拍手!(このあと、教科書を見て、胸の部分を小さくしていました。)
これは、「モンシロチョウ」のからだのつくりを学んでいるのです。日頃、蝶の姿は見ていても、くわしくは見ていないもの。そこから、自分の「認識」のあいまいさを知り、正しい知識を学んでいく学習です。
きっと、こんど「モンシロチョウ」を作ったら、全員がきちんとできるでしょうね。(^o^) それが、勉強なのです。はい!