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茨城の動植物・環境について学習 (^o^)丿

総合的な学習の時間で「環境」について学んでいる5年生が,本日「茨城の動植物・環境」について学びました。先生は,茨城県環境アドバイザーの吉武和治郎先生。おもしろ理科先生でもあります。

吉武先生は,鉾田第一高等学校にも勤務された先生で,茨城の「動植物・環境」についてとても詳しい先生です。

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▲吉武先生は,たくさんの動物の剥製を持ってきてくださいました(自宅には本当にたくさんの剥製や標本があるそうですが)。剥製はすべて,交通事故などで死んでいた動物たちだそうです。はじめに「剥製」になったのは,二ホンリスということでした。鉾田第一高等学校に通勤する途中の路上で事故死しているのを発見し,高校に持っていくと「えっ,リス? 鉾田にいるの?」ととても驚かれたので,剥製第1号になったと言います。

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▲ほかにも,二ホンタヌキやイノシシ(1歳半ぐらい)の剥製も。みんな交通事故に遭った動物たち。吉武先生は,動物たちの生態や分布などについて,子ども達にわかりやすく話してくださいました。

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▲突然,登場したのは「あらいぐまラスカル」のぬいぐるみ。(*_*) 実は,最近,外来種のアライグマが野生化して広がっています。ハクビシンなどよりも「悪さ」をするので,あちこちで困っているとのこと。見つけたら,自治体などに連絡してほしいと吉武先生は言います。注意点は,自分たちで「捕まえてはいけない」ということ。捕まえてしまうと動物保護法に触れてしまいます。

また,「ミシシッピアカミミガメ」についても,かつて小さな「ミドリガメ」とか「ゼニガメ」などと祭りで売られていたものが捨てられ,どんどん繁殖がすすんでいるとこのこ。日本原種のカメや魚も食べてしまうので「駆除」の対象動物だということです。このミシシッピアカミミガメは,実は本校の池にいるカメです。(+_+) たしかに,水草を食べようとするし,少し前に水が抜けたときにはニシキゴイを食べようとしていましたもの。((+_+))

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▲授業後,子ども達は剥製の動物たちにちょっと触れていました。毛をさわって,「やわらか~い」とか,「かた~い」とか言っていました。イノシシ君の顔も下から見ると,口元が見えるので興味津々です。(^o^)/

九州出身なのに,茨城の動植物の環境がお気に入りという吉武先生は,いまでも県内のあちこちを歩き,調査を続けているそうです。これからも,気をつけて調査を続けてください。(‘◇’)ゞ

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