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5年生:脱穀機で稲の脱穀 (‘◇’)ゞ

昨日(11日)の午後,稲刈りをした稲が乾燥したというので,昨日(11日)の午後,5年生が脱穀をしました。使った道具は,「足踏み式回転脱穀機」です。(*^^)v 民俗資料館以外ではあまり見かけなくなった道具ですが,6年担任のN先生の実家で眠っていたのを借りてきました。

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▲足踏みでドラムを回転させ,そこにたくさん取り付けられている針金状の部品「Λ」で脱穀するものです。子ども達は見るのも初めて。使うのも初めてです。

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こちらは,脱穀したもみが飛び散らないようにしている子ども達。(*^^)v

この足踏み式回転脱穀機は,大正~昭和の農業にとっては画期的な道具だったようです。明治期に開発されて,大正期にはほぼこの形に完成し,昭和時代に入って全国に普及していったもの。稲の脱穀をはじめ,落花生や大豆,ごまなど,とにかく作物の脱穀作業に活躍した道具です。

戦後になると,エンジン発動機を使った大型の脱穀機が普及して,この足踏み脱穀機は主役から脇役になってしまいました。(*_*) いまでは,コンバインがダイレクトに稲刈りから脱穀までしてしてしまいますので,作業としては大幅に短縮されているわけです。

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