11月24日の持久走大会にむけて,マラソンタイムが始まりました。6年生のI.Nさんの作品です。
「 『マラソンタイム』
「ハッハッ。」あらい息をしながら大まわりの校庭を走っている。角に先生が立って,「歩いちゃだめだ。」といっている。学校中にひびく音楽を聞きながら走る。とてもつかれていやになる。でも,走り切るとなぜか,うれしいし,気持ちがいい。それがくせになりそうなくらいだ。だからぼくはマラソンタイムを走り続ける。 」
<校長コメント>
「つかれていやになる」と素直な気持ちを吐いているかと思えば,走り切ったあとの「うれしさ」「気持ちよさ」も分っている。苦しみに耐えたあとの「やりきった気持ち」「乗り越えた気持ち」というのは,まさに「うれしさ」「気持ちよさ」がマックスということなのでしょう。さすが,6年生ならではの感想ですね。
しかも,「それがくせになりそうなくらい」とまで言っています。つい最近では水戸黄門漫遊マラソンが30日(日)にありました。42.195kmのフルマラソンを走る人が1万人以上もいました。走って行くみなさんの顔を見ていると,苦しいようでもあり,楽しいようでもあり,という感じです。きっと,ランナーのみなさんは,走ることが「くせ」になっているにちがいありません。
苦しみと,そのあとに来る「うれしさ」「気持ちよさ」。乗り越えたからこそ味わえる満足感ですね。それが伝わってくる100マス作文です。
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