6年生I.Mさんの100マス作文。タイトルは「長なわ」です。
「 『長なわ』
きのうの中休みに長なわ連続とびをやりました。私は,なわを回す担当をしています。しかし,なわを回すのは楽ではありません。私はなわを回すとき,みんなのとぶ足を見ています。みんなは,とぶタイミングが同じではありません。みんながとぶタイミングをつかんでなわを回してあげたいと思います。 」
<校長コメント>
Mさんが書いているとおりです。長なわの連続とびというのは,とぶ人の実力もさることながら,実は「なわ担当」がカギを握るという面もあるのです。よく「とぶのが苦手」という人がなわ担当になる場合があるのですが,それでは記録が伸びないのです。どうしてかというと,なわ担当の子が,とぶ人たちのタイミングをつかんでいないからです。つまり,Mさんが「みんなは,とぶタイミングが同じではありません。」と書いているように,とぶ人のタイミングや癖(くせ)を見抜いて,それにあわせてなわを回してやるという「技」が必要になってくるのです。そのことを,I.Mさんはちゃんと押さえているのです。これが出来る子は,自分でもちゃんと連続とびには入れる子でなければなりません。
Mさんは,なぜ自分が「なわ担当」なのか,をよく理解していて,その理由を作文に的確にまとめています。とてもわかりやすい説明文になっています。
きっと,なわ担当のMさんが「みんなのとぶ足を見ています。」ことに気づいている子は少ないかもしれません。でも,そんなことは気にもかけず,Mさんはしっかりと「とぶ足」を見ながら,見事になわ回しをやっているのでしょうね。(*^^)v
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