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読み聞かせ:「にじいろのさかなの会」

本日の読書タイム。本年度の最後の「にじいろのさかなの会」の皆さんによる読み聞かせが行われました。

▼1年生は,『うまれたよ』(長井理佳作 ; 狩野富貴子絵)です。子供たちは,いのちの誕生のお話に引き込まれていました。

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▼2年生は,『あしたはともだち』(内田 麟太郎・文 降矢 なな・絵)。オオカミというと「悪い」「こわい」というイメージですが,そのイメージからちょっと違った展開が待っています。(^o^)丿

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▼3年生は,『少年の木』(マイケル・フォアマン 柳田邦夫・訳)。戦争で破壊され,廃墟になってしまった少年の遊び場。がれきの中に見つけた小さな緑の芽。そこから物語が広がります。

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▼4年生は,『希望の牧場』(森絵都・作 吉田尚令・絵)。東日本大震災のあと発生した原発事故によって「立ち入り禁止区域」になった福島県の浪江町の牧場。そこに取り残された牛たちを守りつづけようと決めた牛飼いのすがたを描いています。今週末の11日は「3.11」の東日本大震災から6年目の日。6年がたちましたが,福島の現実をしっかりと見つめたい時期に読みたい本と言えます。

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▼5年生は,『生きる』(谷川俊太郎)『葉っぱのフレディ ~いのちの旅~』(レオ・バスカーリア)の2作品。まさに「生きる」ことと,「死ぬ」ことをテーマにした作品です。語り部の語りを聞きながら,自分の心で想像して「聞く」。そこに作品の拡がりが生まれます。『葉っぱのフレディ』の中で,散ろうとする葉のダニエルが言う「死ぬと言うことも 変わることの一つなのだよ」という言葉は,実に深い意味をもったものです。大人もぜひ読みたい作品ですね。

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▼6年生は,『流れついた光る木』。これは,茨城県に伝わる伝説のお話。東海村の村松山虚空蔵堂(むらまつさんこくぞうどう)は、807年(大同2年)に空海(弘法大師)によって創建されたとされていますが,その空海が真言密教を日本全土に広めるために各地をまわった際に、この地で海の彼方に光るものありとの話を聞き、それを引き上げさせたところ大きな老木であったので、それを等身大の虚空蔵菩薩像に刻み、この地に安置したのが始まりという「伝説」です。6年生が「十三参り」の年齢にあたるというのでチョイスしてくださったものです。

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なお,今日が本年度最後の会ということで,各学年とも読み聞かせをしてくださった「にじいろのさかなの会」の皆さんに,お礼のお手紙をプレゼントしました。

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会の皆さんは,とても喜んでくださっていました。(^o^)丿 ありがとうございました。また,次年度もよろしくお願いします。

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