本日の紹介100マス作文は,3年生のS.Aさんの作品「はやぶさ」です。
「 『はやぶさ』
わたしは,はやぶさができませんでした。そして,五年生に教えてもらいました。そしたらこう言われました。
「もっと手をばってんにして。」
と,言われたからやってみたら,二回もできました。わたしは,こう言いました。
「ありがとう。次は,五回めざすよ。」
と言ってから,ほんとうに五回できました。 」
<校長コメント>
なわとびの「はやぶさ」は,小学生にとっては「技」の頂点といってもいいものです。「あや二重とび」ですから,二重跳びにあやとびが重なるものです。これができると,ちょっと「ハナタカ」さんになれます。(*^^)v
五年生のアドバイスが適格ですね。しっぱいした様子をみて,交差する手があまいと見たのでしょう。あや跳びそのものも,手をいかにしっかりと交差させるかがポイントです。そこに二重跳びが重なるとなれば,その分素早さが求められますから。
「 」で会話を入れ,最後に「ほんとうに五回できました。」という喜びの結びまで,構成もしっかりと書けています。「ほんとうに」という言葉に,できてしまった驚きとよろこびがこめられています。「うれしかった」などという表現がなくても,しっかりとよろこびが伝わります。むしろ,「うれしかった」と結ばないことで,その気持ちがより強く伝わってくるものなのです。(^o^)丿
Leave a Reply