100マス作文「校長先生賞」です。2年生のY.Mさんの作品を紹介しましょう。
はじめてのおさらあらい
わたしは、きのう、じぶんのいえで、はじめて、おさらあらいと、おこめを、とぎました。さいしょは、むずかしそうだと、おもいました。でも、やってみたら、ぜんぜんたいへんじゃありませんでした。みずでふくがびしょぬれになったけれど、たのしかったです。おさらあらいは、パパにおしえてもらいました。たのしかったです。またやりたいです。
<校長コメント>
はじめて体験するときは、なんでも「むずかしそうだ」と、しり込みしてしまうものです。でも,そこで本当にしり込みしていては前にすすめません。Mさんはチャレンジする気持ちがいっぱいです。すばらしいですね。そして,やってみて「たいへんじゃない」ことに気づくんです。(*’▽’) 自信がついてどんどんできるようになります。「ふくがびしょぬれになったけれど」とあります。この文があることで,がんばったようすがきちんと伝わってきます。おさらあらいを教えてくれたのは「パパ」です。日頃の「パパ」の姿が読む人にも伝わってきますので,ここもうれしくなる文です。「またやりたいです。」という意欲にあふれた結びです。あらい物やお米とぎがしっかりできることは,とても大切なことです。どんどんチャレンジしてください。( `ー´)ノ
家庭で,我が子におてつだいという役割をもたせることは,成長していく子供の存在を家庭の中できちんと認めることになります。誰でもはじめは服を濡らしたり,お米をこぼしてしまったりするものです。それを大人が寛容に受け入れてやる。「気にしないでいいよ。今度はもっとうまくできるから」と,がんばっている子を認めてやることですね。Y.Mさんのパパの姿が目に浮かぶようです。そうやって,子供ができることをどんどん増やしていくことは,本当に大切なことです。ヽ(^o^)
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