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100マス作文:校長賞 「そんな~」((+_+))

6年生のY.Hさんの「100マス作文」(5月21日)を紹介しましょう。「校長先生賞」になりました。(^_-)-☆ 日常的な出来事が題材になっています。

s-sonna

そんな~

今朝、大雨が降った。雷も鳴っていた。「今日は車」と、思っていた。ごはんを食べて、洋服を着て、準備はばっちり。テレビを見ていたとき、鳥の鳴き声が聞こえた。ふと外を見てみた。すると、晴れていた。いつも行っている時間を5分もすぎていた。急いでランドセルをしょって走っていった。やっぱり天気はどう変わるかわからない。

<校長コメント>

タイトルの「そんな~」というのが、まず「なになに?」と読む側をひきつけます。確かに、この日の朝はまるでゲリラ豪雨のような朝でした。(@_@) 雨の日は家の人が「車で送ってくれる」という習慣だから、Y.Hさんが余裕で安心していたのが伝わってきます。とくに「テレビをみていた」というのが余裕をうまく表現していますね。”(-“”-)” そこに「鳥の鳴き声」です。このちょっと静かでのどかな変化が最高です。「すると、晴れていた。」わけですから、事態はけっしてのどかではありません。(=゚ω゚)ノ 5分も遅れていて、あわててランドセルを背負うY.Hさんのあせる姿が想像できます。「走っていった。」にすべてが描かれています。最後の、「やっぱり天気はどう変わるかわからない。」というのを実感した体験でしたね。

短い文を重ねて、「大雨・雷」の激しい状況から、テレビを見ている「余裕」の様子、そして「鳥の鳴き声と晴れた空」のしずかな情景、そのあとに来る「5分すぎている!」とあわてる動き・・という「動と静」のはげしい変化が、実に面白さを引き立てています。(*^^)v

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