今日の6年生は妊婦体験。市の保健センターから講師の先生を迎えました。先週までインスタントシニア等の体験をしてきましたが,今日は赤ちゃんがお腹にいる妊婦さんや赤ちゃんの面倒を見るお母さんの苦労を知ろうというものです。
妊婦体験 おもりを装着します。
立っていると大変。座ると楽ちん。でも,また起き上がるときはまた大変です。
寝転がっているときは,上を向いて寝るとお腹が苦しいみたい。横向きになるんだそうです。実際に上を向いていた児童からは,「う~ くるしい~」という声が上がりました。
起き上がろうとするが,体が重くてなかなか起き上がれない様子・・・
靴下を脱ぐのも一苦労です。
O.Aさん,かなり大変そうでしたね。
階段では,下りる時が大変だそうです。お腹が邪魔で,足元が見にくいという感想がありました。K.Rさんが重そうにしているので,N.Mさんが荷物を持ってあげていました。こちらが声をかけなくても,自分で気を利かせるあたり,さすが女子です。ちなみに,なぜ荷物を持っているのか。妊婦さんだってお出かけもしますし,お買い物もします。重い自分の体も大変ですが,その体で重いものを持つようなことも日常的にあることなのです。いかに大変かが伝わったようで,今日の体験学習の価値がありました。
慣れない赤ちゃんの抱っこにみんなおっかなびっくり。赤ちゃんの頭がぐらぐら動くことに驚いているようでした。そう,首をおさえてあげないといけませんよね。予想以上に不安定で重い赤ちゃんの抱っこに,みんな悪戦苦闘。中にはちょっとだけ慣れた様子だった子は,お母さんの手伝いをした経験があるのかもしれませんね。
「先生,赤ちゃんよりも荷物の方が重いです」という声が多数。しかし経験者は知っています。赤ちゃん連れのお母さんは,赤ちゃん用の荷物(例えばオムツ,ミルク他)もかなりたくさん必要なのです。ですから,近くで手を貸せるときには是非自主的に手助けを買って出てほしいものです。
貴重な体験をさせて下さった保健センターの講師の先生方,ありがとうございました。
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