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100マス作文:校長賞「オリオンざ流星ぐん」

5年生のK.Sさんの100マス作文。校長先生賞です。タイトルは「オリオンザ流星ぐん」。

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「 オリオンザ流星ぐん

 「まだ来ない。」「出ないな。」と話していた。朝の五時ぐらいに,オリオンザ流星ぐんを見に庭に出た。「あっ金星。」

 お父さんは,「一つ見た」という。だがそのあとはなかなか現れない。ずっと二人で待っていると,来たかと思いきや,じいちゃんが犬の散歩にでかけたことだった。残念。

 そのまま何も見れないままねてしまった。

<五七五> オリオンざ 流星ぐんを だしてくれ  」

<校長コメント>

流星というのは魅力的です。星空だけでも不思議な感じがするのに,「流星」なのですから,その魅力は何倍にもなります。しかも,流星によっては一生に一度もみられないものもありますから,体験としても貴重です。

流星を見るために父と息子が待っている姿がとてもいいですね。惑星である「金星」はタイミングと天候さえよければ,見ることができます。それだって,魅力的です。

そうやって,「ずっと二人で待っている」という情景がすてきです。こんな時間を親子で味わえる。それが大切なことです。

ところが,「来たかと思いきや」,それは犬の散歩にでる「じいちゃん」だったというオチは笑えます。「残念」とありますが,本当にそうでしょう。でも,そんなことは「じいちゃん」には関係ありません。暗い中を犬の散歩にでる「じいちゃん」の姿が想像できます。

結局,流星は見られずに「ねてしまった」というラストが,悲しい結末を物語っています。

でも,父と子で「流星をみようとしていた」時間は,とても光っています。

五七五は,「だしてくれ」と叫んでいます。その気持ちがとてもストレートに表現されています。

ちなみに,オリオン座流星群は,あかるい流星で毎年10月19日~23日あたりに東の空に見えるそうです。また,来年,チャレンジしてください。

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