• 269065総閲覧数:
  • 152今日の閲覧数:
  • 93昨日の閲覧数:

100マス作文:校長賞「こおり」(1年生,初!)

今回,はじめて1年生の「校長賞」です。というのも,1年生が「100マス作文(低学年は80マスですけど)」に取り組んだのが最近だからです。ひらがなやカタカナを覚え,漢字まで学習するようになった1年生。これからが,楽しみです。

今回の「校長賞」は,T.Kさんの「こおり」という作品です。

s-img046tk

「 こおり

 きょう,学校へいくとき,ちょっとこおりがあって,シャリシャリが,いいおとでたのしくなりました。

 ぼくは,もっと大きいこおりをつくりたいとおもいました。   」

<校長コメント>

子どもって,通学路の水たまりなどにできた「こおり」に興味を示します。それが,子どもですし,むしろ興味をしめさなくてはなりません。(*^^)v わざと割ってみると,薄くて下の泥水が飛び出したりします。しっかりしたこおりの場合は,なんとかして割ろうと頑張ってみます。すこしひびが入っただけで満足したりします。あるいは,ちょっと滑ってみる子もいます。そうやって「こおり」と遊びながら,季節を感じたり,こおりの特性に気づいたりするものです。

作文には「シャリシャリ」とありますので,きっと薄いこおりを踏みつけたのでしょう。音に注目している点がいいですね。たしかに「いいおと」です。冬の音です。音からも季節を感じています。

それが,「もっと大きいこおりをつくりたい」という思いにつながっています。大きい氷を見つけることも可能でしょうが,あえて「つくる」という点がすばらしい。これからの季節は,夜のうちにバケツなどに水を入れておくと朝にはこおりができます。広くて大きい容器を使えば,かなり「大きいこおり」もできるでしょう。そんなチャレンジを楽しむのもいいですね。

この作文は,80字の短い作文ですが,実際に自分が体験した事実を書いて,その上でしっかりと自分の思いも書いています。そこが,すばらしいところです。(‘◇’)ゞ

担任の先生のコメントに「大きなこおりからは,いったいどんなおとがでるのかなあ。きいてみたいです。」とあります。本当に,どんな音がするのでしょうね。今度は,「大きいこおり」を作った時の作文を期待しましょう。

Leave a Reply

You can use these HTML tags

<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>