4年生,I.Kさんの「家」という作文です。
「 家
私の家は,お姉ちゃんの生まれた年に建てられました。でも,1か月,家のほうがおそいです。
私がようち園にかよっていたころに,「家に名前を付けよう。」と言って,私が付けました。それは,「しろっち」です。家は白くて,おしろみたいにりっぱな感じがいいと思って,付けました。家は,家族の仲間入りです。
<校長コメント>
何と言っても,最後の「家は,家族の仲間入りです。」という一文が輝いています。「家を大切にする」というのは,もちろん当たり前のことで,どこの家でも家族みんながそう思って生活しているのでしょう。「家」からすれば,「大切にしてね」という気持ちで,家族に住んでほしいと願っていることになります。家族みんなで「家」を大切にして,愛着を持っているようすがよく伝わってきます。
「しろっち」というネーミングも,「白」と「城」がイメージされ,しかも愛嬌がある感じです。ようち園時代の「私」が名づけ親ですから,それだけ家への思いが込められることでしょう。
「家」というのは,家族にとって「安心」「やすらぎ」「うるおい」の場所でなくてはなりません。家族がいつもそんな気持ちでいることができる「家」。それが,家そのものを「家族」という感覚なのでしょう。
いつまでも「家族」としての「家」を大切にしてください。
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