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100マス作文:校長先生賞「ゲームやりすぎておならでた」

2年生のT.Rさんの100マス作文です。タイトルがすごい! ((+_+)) ということですが,中をぜひ読んでください。

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「 ゲームやりすぎておならでた

 ぼくは,ゲームを五時間ぐらいやりました。やりすぎて,やめろって言われたら,おならがプスーっとでました。そうしたら,おじいちゃんにもうちょっとやってもいいぞと言われました。ぼくのおならはさいきょうだとおもいました。  」

<校長コメント>

はたして,ゲームをやりすぎると「おなら」が出るようになるのかどうかは科学的にわかりません。あまり体を動かさないので,体内のガスがたまるのかもしれません。それにしても,「五時間」というのは,本人も「やりすぎて」いることを自覚しているぐらいに,たしかに「やりすぎ」ですね。しかも,最強の「おなら」で,おじいちゃんに「もうちょっとやってもいいぞ」と許可さえとっています。

ゲームのやりすぎはちょっとこまりものですが,家庭でのようすが短い文章の中に,とても正直に素直に表現されています。「ゲームのやりすぎ」による「プスー」という”おなら”!! とてもリアルに伝わります。”(-“”-)” きっと,おじいちゃんはややあきれて「もうちょっとやっていい」と言ったのかもしれませんね。(*_*;

作文は,こんな日常生活の出来事やその時の気持ちを,適切にリアルに表現できることも大切です。おもわず読む者が笑ってしまう作文。これも,作文の題材を選び,表現する「わざ」とも言えます。(^o^)/

なお,この作文の「校長先生賞」でのブログアップについては本人及び保護者の了承を得ています。念のため。(‘◇’)ゞ

2 comments to 100マス作文:校長先生賞「ゲームやりすぎておならでた」

  • Tom

    大変お世話になっております。
    ブログも毎日拝見して、子供達の学校生活、先生方のお力添え感じています。息子から「百マス作文出るからスマホ見せてっ‼︎」と。そんな事あるのかしら(≧∇≦)と思いきや同意書のお便り。微妙な気持ちでしたが、何より息子の喜ぶ姿に印しました(*^^*)さすが無敵な息子です‼︎
    見かたを変えるだけで、発想の意味も変わるのですね〜。
    ありがとうございました(*^^*)

    • 旭南小学校

      「微妙な気持ち」という親の心,解ります。僕も,「校長賞」のシールを貼っていいものかどうか,ちょっと悩みました。「100マス作文」の校長賞は,あくまでも僕の見立てで出しています。作文としての構成力や,題材の目の付け所,家族や友達との心が通う内容,会話文をたくみに入れた構成力などなど,100字程度の文章の中に子どもたちがひねりだした「思い」が書かれているかどうか。そこが大事なのです。
      今回の,T.Rさんの作品は,たしかに「おなら」というちょっと恥ずかしいテーマで書いています。しかも「最強」というエピソードです。「100マス作文」の校長賞は,取り立てて珍しい体験をするとか,どこかに出かけたとか,そんな内容はあまり評価していません。むしろ,日常生活のちょっとした出来事や,普段は気づかない事象に気づいたなどの「目の付け所」と,そういう出来事,事象に対するものの見方や感性,家族や友達との心のふれあいが表現されているかどうかをポイントにしています。
      その意味で,「おなら」の作品はGOOD! でした。ただ単に「おもしろい」と言うだけでなく,そこには読む側の予想をひっくり返す展開があります。書いた本人はその構成力まで意識して書いてはいないかもしれませんが,そうなっています。
      こういうきっかけで,文を書く意欲がどんどん湧いてくれるといいなと思っています。
      なお,「同意書」は,すべての「100マス作文」のブログ掲載に求めているのではなく,本人や家族のエピソードを書いた内容で「ん? これは本人や家族の気持ちをきちんと確かめないと」という作品にいただいています。「同意」をいただき,まことにありがとうございました。
      ちなみに,T.Rさんの「おなら」の校長賞が掲載された日のブログの「訪問者」(その日にブログを見に来た人)がド~ンといつもの倍ぐらいに増えました。びっくりです。何か,ひきつけるものがあったのでしょうか。たしかに,そんな意味でも,「最強」です。( `ー´)ノ 今後とも,よろしくお願いします。(^.^)

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