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100マス作文:特別賞 「3.11」

3月10日(木)の「100マス作文」で,4年生の4人が「3.11」の東日本大震災について書きました。翌日が5年目の「3.11」だったのでテーマに選んだようです。あの時は,まだ4歳の4人です。「特別賞」として,『あの日』の記録を紹介します。

「 『じしん』 K.Kさん

3月11日は,東日本大震災。私はその時,千葉県成田市から,潮来のおばあちゃんの家に行く所でした。車に乗っているとぐらぐらとゆれて,家の中にいた人はみんな出てきました。私はその時4才でまだ小さかったのでとてもこわかったです。あの時のことは,まだ覚えています。今年は5年目です。地震はこわかったので,もう起こらないでほしいです。   」

「 『3月11日』 T.Kさん

3月11日は,東日本大震災の日です。私は,地震が起きたとき,保育園でねていました。そしたら地震が起き,地震がおさまるのを待ち,急いで外にひなんをしました。私は,初めての大きな地震だったので,あの時の事はよく覚えています。その日からは,何日か,ひなん生活をしました。これからもいつ地震が来るか分からないので,地震に向けてそなえたいです。   」

「 『東日本大震災』 I.Kさん

3月11日に東日本大震災がありました。ぼくは,そのときようち園のかえりで,いとこの家へいってゲームをしていたら,きゅうに大きなじしんがおきてとてもこわかったです。ぼくたちは,すぐに外へにげてひなんをしました。じしんがおさまってから家を見に行くとこわれていました。いとこの家もこわれていました。じしんはとてもこわいのが分かりました。   」

「 『今日』  S.Rさん

今日,3月10日は,私のたんじょう日です。そして東日本大しんさいの前日でもありました。5年前の今日,私はほ育園にいました。ほ育園では,たんじょう日パーティーをやりました。そして,次の日,お昼ねの時間にじしんがおきました。先生たちの車に入ってむかえをまっていました。あの時,とてもこわかったのを今でも覚えています。   」

<校長コメント>

まだ4歳だったこの子たちにとっても,あの「3.11」の大震災は鮮明な記憶として残っているようです。大人でも恐怖だったのですから,小さな子どもにとってどれほど怖い体験になったでしょう。

「大震災」の怖さは,思い出すのもいやなことですが,反面で「わすれてはならないこと」でもあります。子供ながらに体験した「怖さ」をしっかりと100マス作文の中につづっています。とても貴重な記録です。そういう意味で,「特別賞」として紹介しました。

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