「駅伝をやる学校」とは 最終回

駅伝の県大会に参戦してきました。

チームの一人一人が

①自己ベスト記録を出す
②地区大会で上位のチームを1つでも抜く

という目標を掲げのぞみました。

みんなよく頑張りました。

目標が達成できたかどうかより、

目標達成のために
地区大会から県大会まで
選手は、どれだけ本気で
自分を追い込めたかが大事です。

また、指導者は選手が本気で頑張れ
る環境を用意したのかどうか
が大事です。

それは、選手、スタッフ達自身が
一番わかっていることでしょう。

練習時間が確保できないことを
「学校行事があるから…」
「活動時間が短いから…」
などと嘆くようなチームは、

絶対に「強い集団」になれません。

※だって自分で手を挙げてやっていることです。
練習時間は自分たちで生み出すものです!

さて、駅伝をやる学校とは?

旭中駅伝チームの練習では、

「自分のタイムが上がったことより
仲間のタイムが上がったことを喜ぼう」

という、合言葉(スピリット)がありました。

このスピリットを他の面で例えると

(例)
テニス部が県大会で優勝した!
なのにテニス部より、サッカー部や野球部が
大喜びしている!?

(例)
バスケ部が県大会出場を決めた!
バレー部や卓球部が自分のことのように喜んでいる!?
それは、
バスケ部の本気の努力を間近で見てきてたから

(例)
5人の生徒がプレゼンフォーラムで優秀賞をとった!
学校中の生徒が歓声を上げて喜んでくれた!?
そして5人が練習するとき、掃除を代わってくれた生徒は
涙を流して喜んでくれた!?

仲間の頑張りを認め、
応援し合える集団って、

素晴らしいですよね!

これ、「駅伝をやる学校」です。

駅伝の県大会や関東・全国大会に出場することより
価値があることです。

旭の駅伝をとおして、選手たちが
このスピリットを所属チームや学年・学級に
伝えることで、

駅伝をやる学校

になると思うんです。

今シーズン駅伝を頑張った選手の皆さん
ありがとう

駅伝をいろいろな形で
支えてくれた生徒の皆さん、
ありがとう