校内を見回っていた時に、目新しい掲示物を見つけました。今日気付いたということは、まだ最近掲示されたもののようです。

「西小からちくちく言葉をなくそう」と題したこの掲示物は、本校児童が作成したものです。
誰もが明るく楽しい気持ちで学校生活を送るためには、暴力はもちろん、いわゆる「ちくちく言葉」「言葉の暴力」はあってはならないことです。ところが、そこは小学生の未熟な部分と言えると思いますが、まだまだ人を傷つける言葉を発してしまう子もいるのが実情です。
これは「これを言ったら相手はどう思うかな」「こんなことをしちゃったら、この後どうなるのかな。」という想像力の欠如と言えると思います。「自分が言われて、されて嫌なことは、人には言わない、しない」という基本を、幼い頃に言い聞かせられて育ってきていると思うのですが、カッとなるとつい止められなくなってしまうのだと思います。
世間で「アンガーマネジメント」という言葉が聞かれるようになって久しくなります。アンガーは「怒り」、マネジメントは「管理」という意味で、怒りを管理する・コントロールするといった意味で捉えることができます。実は、だいぶ前から職員間ではこうした研修をときどき行っています。これは、イラっとしたときに、それを即座に口に出すのではなく、まず6秒間我慢しましょうというものです。「1,2,3・・・」とゆっくり数えながら、「怒らなくても大丈夫」など、気持ちを落ち着けるための言葉を心の中で繰り返したり、ゆっくり深呼吸をすることで、徐々に理性的になってくるというものです。こうしたことを通して、暴言等のないようにというのが、この趣旨です。
暴力や暴言、悪口は、人を傷つけ、そして自分の心を傷つけるもので、悲しみしか生み出しません。掲示物にもあるように、そうした「ちくちく言葉」をなくし、みんなをあたたかい気持ちにする「ふわふわ言葉」を広げていくことで、みんなの「楽しい」気持ちを広げていきたいと考えます。
各ご家庭からも「この頃、子どもの言葉が悪くなってきた」という声を聞くことがあります。学校と家庭が協力して、こうした啓発を続けていけたらいいなと思っていますので、保護者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
