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100マス作文:校長賞「うれしくてはずかしかったときょう走」

木曜日の朝が「100マス作文」を書く時間なのですが,9月以降,時間が合わずにとれていませんでした。宿題として出された「運動会」をテーマとした「100マス作文」から,5年生,T.Kさんの校長賞を紹介します。

s-img137b (2) クリックで拡大。

「 『うれしくてはずかしかったときょう走』

 きんちょうMAXのときょう走。自分の番がきて,自分のテントをみると,「★★(←名前)」,がんばれー。」ばあちゃん達が,「★★」と書いてあるうちわを持って大声で応えんしてる。気持ちはうれしいけど,さすがにはずかしい。ふくざつな気持ちで走ったけど,結果は3位。とてもうれしかった。最後は,応えんしてくれてありがとうって気持ちになった。   」

<校長コメント>

中学年ぐらいまでは,名前を呼ばれて応援されることが本当にうれしいものですが,実は高学年になると「はずかしい」という気持ちも出てきます。ましてや,自分の地区のテントを見たら「★★」と自分の名前が書かれたうちわが振られています。「気持ちはうれしいけど,さすがにはずかしい。」と表現しています。うれしいという素直な気持ちも内面にはありますが,まわりの目を意識すると「はずかしい」気持ちも出てきます。そんな年頃に入ってきた感情が素直に表現されています。そして,結果「3位」。その「うれしかった」気持ちが,「応えんしてくれてありがとうって気持ちになった。」と結ばれています。とても素敵な家族だし,それを受け入れるT.Kさんも素敵です。気持ちの微妙な変化が作文によく書かれています。作文を読んで,日頃の家族のつながりがよく表れているのが見えて,僕もとってもうれしくなりました。

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