先日24日(木)の11月の初雪。(*^。^*) 積もるというまで行きませんでしたが,子どもたちは降ってくる「みぞれ」に大喜びでした。このブログでも紹介したとおりです。さて,その「雪」にまつわる100マス作文で,5年生の女子3人がそれぞれにナイスな作文を書きましたので,まとめて「三部作」として紹介します。
最初は,K.Kさんの作品。タイトルはそのままずばり「雪」です。
「 『雪』
「雨にまじって雪ふってるんじゃない?みぞれかな。」パパがそういった。私はそれを聞いて外を見た。たしかに雨だけではない。ワクワクする。でもニュースでは東京の方では積もっている。「いいなぁ。」私はそういった。パパは,「雪積もらないといいなぁ。」といっている。私とパパの意見は反対のようだ。
五七五 『 雪合戦 かまくら作り やりたいよ 』 」
<校長コメント>
雪国の子供なら「あ~あ,雪か・・・」みたいな反応なのかもしれません。でも,めったに雪が降らないこのあたりの子どもは「雪が降る」と聞いたら,それこそわくわくして寝ていられないほどです。それも,季節を感じ,雪を楽しむこと。子どもはそうでなくてはいけませんね。ニュースで東京方面には雪がうっすらと積もっている様子をみて「いいなぁ」というのは正直な感想です。(*^。^*)
でも,子どもと違って,大人の反応は「雪積もらないといいなぁ」という場合が多いのです。一番やっかいなのは道路でしょう。雪が積もると車のスリップが心配です。まだ11月なのでタイヤをスタッドレスに替えていない人が圧倒的。そんな中で路面が雪道になると,たいへんです。大人はそういう「マイナス」面を考えるから,「雪積もらないといいなぁ」となるのです。
この子ども視点と,パパ(大人)視点の違いが,「私とパパの意見は反対のようだ。」と作文のラストを引き立たせています。読む者がクスッと笑ってしまうところです。窓からみぞれが降るのを見ながら,父と娘がそれぞれの思いでいるのが想像できて面白いですね。(*^^)v
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