1年生のN.Rさんの100マス作文,校長先生賞です。さて,「ぼくのとりかんさつ」というのはどんなことなのでしょう。
「 『ぼくのとりかんさつ』
ぼくのうちの木に,みかんをくっつけると,とりがきます。おとうさんが,「えさくれ。」ってゆってんだよ。といったので,あげるのがたのしくなりました。あさになると,とりがくるようになりました。みかんをくっつけると,あさたべたのがわかります。とりがたべているところをまだ見ていません。でも,おいしそうにたべているのかな,とおもいます。 」
<校長コメント>
鳥は早起きです(もちろん,フクロウなどは夜行性ですが)。明るくなりかけたころから活動が始まります。ですから,庭の木にみかんなどの「えさ」をつけて置いたり,皿にご飯の残りを入れて置いたりしても,鳥はやってきます。
N.Rさんは,「みかん」を木にくっつけて置くという「餌づけ(えづけ)」にチャレンジしました。あとでみかんを見てみると,鳥がつっついたあとがあるのでしょう。「あ,食べたな!」と判ります。とてもうれしくなりますね。こういう観察は,身近な野生と触れ合うには最高です。
しかし,残念なことに「とりがたべているところをまだ見ていません。」とあります。これは,早起きをしても,ぜひとも観てほしいところです。はたして,どんな鳥が来ているのか,どんな食べ方をしているのか。家の中のカーテンの間から,そっと眺めてください。楽しいですよ。できれば,双眼鏡などを用意しておくと,もっと楽しめます。
僕(校長)の家の裏は池(水戸・大塚池)なので,この時期に冬の野鳥がたくさん来ています。何千羽という野鳥が来ますので,わくわくします。と言っても,今年は死んでいたオオハクチョウから「鳥インフルエンザ」が発生してしまい,野鳥観察もあまりできない状態です。オオハクチョウのほかにも,何種類ものカモも来ています。僕は何十年もずっと観て来ていますが,1月ほど前には初めて飛来した「ハシビロガモ」を見ることができました。ずっと池の野鳥も観ているので,「あ!これまで観たことがないカモだ!」と気が付くのです。双眼鏡で確かめます。くちばしの部分がほかのカモよりもずっと広いことがわかります。水の中に頭をつっこんでクルクルまわるのも他のカモには見られない行動です。写真も撮りました。そして特徴をつかんで,図鑑やインターネットで調べます。するとその鳥のことがよくわかり,わくわくしてきます。(^o^)丿
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