3年生のO.Hさんの作品。タイトルは「妹」。さて,どんな内容なのでしょう。
「 『妹』
わたしには,妹がいます。だけどいつもケンカばかりしています。たまになかよしの時もあるので,お父さんとお母さんに,
「なかがいいの,悪いの。」
と聞かれます。でもそれは,わたしにもわかりません。だけどそれでいいと思います。それは,ケンカしたりなかよくしたりというのが姉妹だと思うからです。 」
<校長コメント>
担任のS先生のコメントに「けんかをしたり,なかよくしたり,そうやって人の心はつながっていくのかもしれませんね。」とあります。兄弟,姉妹の場合には,いくらケンカをしても,切っても切れないつながりがありますから,その安心の中で成長していくのでしょうね。
お父さんとお母さんは,きっとわざと「なかがいいの,悪いの」と聞いてくるのでしょうね。姉妹のことはちゃんとわかっているのです。そういう家族のようすも伝わってくる作文になっています。
何よりもO.Hさん自身が,「わたしにも分りません。」と言ったあとで,「だけどそれでいいと思います。」と,しっかりと理解しているところがいいですね。「姉妹」って何だろうという答えをちゃんと知っています。きっと,けんかをしながらも,ちゃんと「姉」としての自覚とわきまえを意識しているのだと思います。(*^^)v
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