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100マス作文・校長賞 「どこが」(-_-)

100マス作文の「校長先生賞」が出ました。6年生のN.Mさんの作品です。

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作品を紹介しましょう。

 どこが

 学校から家に帰り、犬の散歩をしていた。すると、お母さんが、「みてよこの車。パパ買ってきちゃったんだって。」と言うので見てみると、少し小さな車で、運転席と、助手席にしか、ドアがない車だった。でもその車がお父さんにとって「かわいい」らしい。私はあんまり、ユルキャラとかのかわいさが分からないから、車のかわいさも分からなかった。

<校長先生のコメント> 担任のT先生も、まずタイトルに注目して「乱暴に見えるこのタイトルもとておもしろい!!」としています。まったくその通りですね。タイトルを見た瞬間に「『どこが』って、何何??」と読まずにいられなくなります。しかも、読んだあとに「なるほど!」とうならせるタイトルになっています。文章の表現でも、お母さんがちょっとあきれている感じがよく出ています。でも、それを認めてしまうお母さんの姿も微笑ましく読み取れます。ツードアの小型車がどんな車なのか分かりませんが、それはお父さんにとっては「かわいい」車でも、娘のN.Mさんにとっては「車のかわいさも分からなかった。」と最後にあっさりと評価されています。その父と娘の評価の違いがまた面白さを引き立たせています。まさに「どこがかわいいの?」と、タイトルとつながるのですね。文章の構成力もしっかりしていますし、、お母さんやお父さんの気持ち、娘であるN.Mさんの気持ちの微妙なズレの表現力が光っています。・・ところで、どんな車なのでしょう。とても気になります。(^^;)  *なお、この作文のブログアップについては、本人はもとより、「お父さん」の了承を得ていますことを書き添えておきます。はい。(^^)/

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