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不便さを知ることが「福祉」の第一歩

4校時,6年生はアイマスク体験。これは,みなみの時間の「福祉」の学習の一環として行う体験学習の1つ。やる前は,「平気ですよ」という言葉こそ聞かれなかったものの,わりと楽観的な雰囲気だった6年教室。

しかし,始まってみると状況は一変。「うわっ」「暗い」「見えない」「あぶない」といった言葉がたくさん聞かれました。壁や机に思わずぶつかる姿も見られました。そばについてくれる友達がいなかったら,何かにぶつかったり転倒したりして,あるいは危険がなかったとは言い切れません。

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CIMG5264 靴の履き替えもとても大変。

CIMG5301 体験を振り返ってまとめました。

5校時,今度は車いす体験。こちらも思っていたのと実際にやるのとでは大違い。ちょっとした段差をおりるだけで,本当に細心の注意が必要です。乗っている人だけでなく,車いすを押している人も一瞬たりとも気が抜けません。ちょっとした段差に見えても,結局上り下りが危険であるとして断念する場面がいくつも見られました。もちろん本校舎から体育館に行くことなんて,とてもとてもできません。

CIMG5324 この程度の段差も油断できない。

CIMG5315 この段差,結局上るのを断念しました。

CIMG5320 乗っている人T.Gさんも心なしか不安げ。

やってみて感じたこと。まさに百聞はなんとやらということ。見るとやるとでは大違いだということが分かりました。この体験が,子どもたちがこれまで持っていた「福祉」へのイメージを少しでも変え,今後の「福祉」学習を充実させるきっかけとなればいいなと思いました。

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