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「ユニセフ集会」で募金を託しました。(*’▽’)

児童会が集めたユニセフの募金。でも,「ユニセフ」って,どんな活動をしているところなの? ・・・ということで,ただ募金を送るだけでなく,「ユニセフを知ろう」という「ユニセフ集会」を本日の昼休みに行いました。

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まず,「茨城県ユニセフ協会」の事務局長のOさんに,児童会のN.Nさんから募金を手渡します。

そして,「ユニセフ」の活動について聞きました。ユニセフのシンボルカラーは水色です。さわやかな色ですね。

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最初に見せてくれたのは,これ。「何だと思いますか?」とOさん。子供たちからは「あみ!」という声。でも,それは違います。すると,どこからか「かや」という声が! 「そう,正解! これは,かや(蚊帳)です。」

Oさんによれば,アフリカなどでは,死にも至ることがある「マラリア」を蚊が広めています。そこで,ユニセフでは特に子供たちを蚊から守るためにこの「蚊帳」を送る活動をしているそうです。募金はこういう活動にも使われます。しかも,日本で作っているのは蚊帳の網部分だけ。縫って仕上げるのは現地の人々が行います。これは,「仕事」も現地の人々ができるというメリットがあるからです。

次に登場したのは,大きな「かめ」。「持ってくれる人」と呼びかけると4年生男子が2人,積極的に出ました。

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実は,このかめの中には水がたっぷり入っています。「お,重い・・」 青いコーンまで運べるかとチャレンジしてみます。運べることは運べましたが,感想は「重いです・・」とのこと。

この「かめ」は,ネパールで水を汲んで運ぶために使われているものです。その仕事は8~10歳ぐらいの女の子の仕事なのだそうです。一日に何回も何回も遠い水場まで往復して,家族のために水を運ぶのです。だから,女の子は学校にも行けないことになります。

そこで,ユニセフでは「学校に井戸を掘る活動」をすすめているそうです。学校に井戸があれば,女の子たちは水を汲みに学校に来れるからです。募金はこういう活動にも使われています。

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集会が終わってから,「女の子」たちが水かめを運んでみました。顔は笑顔ですが,実は「重い・・」と感じているのです。実際に「水がめ」を持ってみることで,ネパールで学校にも行けずに水汲みの仕事をしなければならない子供たちのつらさを,すこし理解することができたかもしれません。

「ユニセフ集会」で使われたパネルは,そのままお借りして現在職員室わきの廊下に展示しています。「かや(蚊帳)」や「水がめ」もありますので,学校に起こしの際にはご覧ください。(^o^)

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