5年生は総合的な学習の時間で「環境問題」を学んでいます。そこで,旭南小と言えば,海岸が学区にある学校。海辺の「環境」とゴミ問題を学習のテーマとしました。
ここは滝浜海岸。通称「エメラルドビーチ」と言われる海岸です。5年生のM.Mさんの家で経営している「滝浜食堂」があります。食堂前の海岸は経営者のSさん(M.Mさんのおばあちゃん)がいつもゴミを拾ってきれいにしています。M.Mさんも手伝っているそうです。
朝9時だというのに,夏の砂浜とても暑いです。
5年生たちは,滝浜食堂前から少し離れた場所のゴミ拾いをしました。いったいどのぐらいのゴミが落ちているのかを調べるために,100m×25mの範囲でゴミを集めてみました。
オレンジ色の棒が範囲を示しています。各自がごみ袋をもって,砂浜に散らばるゴミを拾います。ビニル袋の切れ端やビン,漁で使う綱や割れた浮き球などもあります。
30分ほどで100m×25mの範囲の海岸はゴミがなくなりました。やりきった感があります。(^o^)
さて,ゴミ袋を集めてみるとかなりの量です。はじめに海岸を見たイメージよりもたくさんのゴミが集まった感じです。軽トラックに乗せるといっぱいになりました。
ゴミ拾い作業が終わったところで,滝浜食堂で全員に「かき氷」を提供してくださいました。(‘◇’)ゞ 子供たちは大喜びです。ごちそうさまでした。(^_^)/~
経営者のSさんから,海岸のことをいろいろとお聞きしました。砂浜が以前の3分の1ほどになってしまったこと。無くなった砂は大洗に流れていっていること。ゴミをそのままにしてしまう人は釣り人に多いこと。3.11地震による津波は直接的な被害はなかったものの,訪れる客が減少したこと。などなど,丁寧に説明してくださいました。
5年生が拾ったゴミは,このあと学校で「どんなゴミが多いのか」を分別して学習します。(‘◇’)ゞ
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