2年生のY.Sさんの作品「ながれぼし」です。紹介しましょう。
「 ながれぼし
わたしは,きのうの夜,ながれぼしを見ました。おじいちゃんも見ました。おじいちゃんがねがいごとを言うのをわすれちゃったから,わたしが言いました。おじいちゃんのに足ちっちゃいぼちぼちがあるからなおりますようにとおねがいしました。なおるといいです。なおるときをたのしみにしています。 」
<校長コメント>
寒くなってくると,実は空気が澄んで星もよく見えるようになります。夜の星空もとてもきれいに見えるようです。作文は,おじいちゃんと「わたし」が空をながめているシーンが,まず浮かび上がります。とてもいい感じですね。
「ながれぼし」と言ったら,願いごとです。でも,おじいちゃんは「言うのをわすれちゃった」と言ったのでしょう。そこで,「わたし」が願います。しかも,願いはおじいちゃんの「足のぼちぼち」が治るように,ということ。おじいちゃんのことを思っているのがよく伝わります。おじいちゃんは,孫がそんなおねがいごとをしてくれて,とてもうれしいと思います。
担任の先生のコメントに「心があたたかくなる作文です。」とありますが,そのとおりです。作文には,書いた人の心が表れるものです。
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