6年生のN.Nさんの作品。旭中の入学説明会のおりに,部活動の体験をした話題です。
「 部活体験
私は,バスケ部を体験した。同じコートでお兄ちゃん達も練習してる。最初は,三列になって,コートをぐるぐる周りながら,準備体操。次は,ドリブル。これが大変。ボールが大きくて,あっちにいったり,こっちにいったり。次は,ドリブルシュートやシュート関係。ゴールが高くて,届かなかった。大変だったけど,楽しかった。 」
<校長コメント>
すでにミニバスを経験しているNさんですが,それでも中学校で使うバスケットのボールを「大きい!」と感じるのですね。しかも,重さもあるでしょう。感覚がかなり違います。そのあたりに,「中学校の部活動」を実感するのかもしれません。さらに,シュートしてみると,「ゴールが高くて,届かなかった。」と書いています。正直ですね。大きくて重いボールで,なおかつゴールそのものが小学校のミニバス用とは違いますから,感覚自体が大きく異なってきます。そのあたりの「ちがい」が,作文の表現でしっかりとリアルに伝わってきます。
でも,部活体験をして,最後には「楽しかった。」と結ばれています。ミニバス経験者としては,きっとボールの大きさや重さの違いはすぐに慣れるものだと思います。シュートの感覚も実際に部活が始まればつかめてくるでしょう。これまでの「小学生」のレベルから,「中学生」へとステップアップする。その喜びが伝わるような作文です。練習が大変だったり,つらいと思うこともあるかもしれませんが,それを乗り越えて「楽しさ」をいっぱい感じてください。(*^^)v
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