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100マス作文:校長先生賞「お花見」

季節もの,という感じの100マス作文です。2年生のW.Mさんです。

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「 『お花見』

 わたしは,まえにお花見にいきました。かぞくでいきました。

 かぜがふくとさくらがとんでいって,わたしもついていきたいとおもいました。わたしはさくらは下むきにさいていると気づいて,さくらとわたしはむきあっておはなししているみたいでした。   」

<校長コメント>

春はやっぱり「お花見」です。お弁当などを持って,桜の下でのんびり過ごすのは最高です。

W.Mさんが桜を見たときには,きっと満開をすこし過ぎたところなのでしょうか,風で花びらが散るぐらいの感じだったのですね。風に乗って花びらが飛んでいくと,たしかに「ついていきたい」と思います。そういう気持ちが素直に書かれています。読む人も,「私もついていきたいな」と思ってしまいます。

桜を見上げると,たしかに桜の花は下を向いて咲いてくれています。まるで,「ねえねえ,見て見て」とささやいているようです。花の多くは太陽の方に向かって花を開くのですが,桜は下も向いてくれますね。「さくらとわたしはむきあっておはなししているみたい」という表現は,少し離れたところから見ている感じで,担任の先生がコメントしているようにとてもすてきな書き方です。

「お花見」で,ちゃんと桜の花びらの飛び方や,桜の花の向きまで見て来たW.Mさんの観察力に,拍手です。(‘◇’)ゞ

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