
今日の下校時の様子(悪天候のため,本日も分散下校の形でした)
今日は,非常に風の強い1日で,途中から多少の雨が降ったとはいえ,校舎にたくさんの砂ぼこりがあがってしまう1日でした。そのため,児童には一生懸命に清掃に取り組んでもらいました。
さて,その中で,職員室前の廊下の担当になっている班が,ふき掃除を終えて雑巾を片づけ,掃除を終えようとしていたときのことです。私は,廊下にバケツが残っているのに気がつき,6年生に声をかけると,女の子がすぐに対応してくれました。
ただ,実は私は,もう1つのことが気になっていました。バケツのまわりに雑巾をしぼったときの水はねが多少見られ,見過ごしてしまっても明日には確実に乾いている程度ではありましたが,「あ~,この水はね,少し気になるな~」と,自分的には少し気持ち悪い感じがあったのです。「さぁ,6年生,気づくかな?」と思いながらも,あえて何も言わないことにしました。しかしそこはさすがの6年生。先程バケツを片づけてくれた女の子が水はねに気付き,同じ班の女の子に「雑巾持ってきて~」と声をかけ,声をかけられた子もすぐに対応し,水はねをきれいにふき取ってくれたのでした。
「子どものころの自分だったらどうだっただろう」と考えてみましたが,おそらく「このくらい,ふかなくても明日には自然に乾いているだろう」「気付いた誰かがふいてくれるにちがいない」と考えて,見て見ぬふりをしたのではないかと思います。でも,私の目の前にいた6年生は,それを見過ごさなかったのです。こういう「些細だけど大切なこと」は,確かに私たちの生活の中にあるのだと考えさせられました。
職員室でその話題を出すと,他の先生から「今日の昇降口掃除の6年生も,すごくよかった」という声が聞かれました。
何か特別な行事があるわけでもないごくありふれた日常の中にも,注目すべき,称賛すべき子どもたちの輝きに出会うことができる・・・ なんて素晴らしいことでしょうか。特に今日は6年生にたくさんの元気をもらった1日でした。ありがとう,また明日が楽しみになりました。