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100マス作文:校長先生賞「おでん」

100マス作文:校長先生賞「おでん」。5年生のK.Rさんの作品です。

「 『おでん』

「おでんが食べたい。」と,私は,母に言った。

「わかったよ。」と返事がきてとてもうれしかった。

朝。母が仕事に出かける前に,おでんを,にこんでいってくれた。夜。おばあちゃんが温めてくれた。お皿にもりつけてテーブルに運ぶ。母のおでんはおいしかった。 」

<校長コメント>

「おでん」を通して,家族のつながりが見えてきます。担任のコメントに「読んでいて心が温まりました。」とありますが,ほんとうにそうです。僕の心も温まりました。(*^。^*)

作ってから時間が経った方がおいしくなる料理の代表が「おでん」でしょう。むしろ,時間をおかないとおいしくないのが「おでん」です。「味しみしみ」という状態にならないと本当の食材のおいしさも引き出せません。それが判っているから,朝のうちに煮込んでおいてくれたのですね。

「母」は夜まで仕事なのでしょう。そんな母の姿も作文から見えてきます。温めておいしくなった「おでん」をおばあちゃんといっしょに食べるRさんの満足そうな顔が浮かびます。

作文というのは,文章そのものだけでなく,その中からにじみ出て来る「見えない表現」も含むものです。(^o^)丿

100マス作文:校長先生賞「ひどい自分」

3年生S.Aさんの100マス作文:校長先生賞「ひどい自分」です。さて,どんな作文なのでしょう。

「 『ひどい自分』

わたしは,今朝,雪がふっていたから,ねこをだいて外に出ようとしました。すると,

「だめだよ。ねこは寒がりだから。」

と言われました。けれどもわたしは,

「やあだね。」

と言って外に出ました。そしたら,ねこパンチを五発やられました。その時わたしは,ねこに意地悪していることに気づきました。

五七五 『ねこさんに,いじわるしたら,ねこパンチ』 」

<校長コメント>

日常の会話がそのまま「 」で表現されて,しかもその時の様子が目に浮かぶようです。いやがるねこをむりやり連れて,雪で寒い外に行こうとしたのですから,それはねこだって必死の抵抗パンチだったのでしょう。その出来事が,「起承転結」の基本にしたがって,見事に書かれています。

起:雪の朝,ねこをだいて外に出ようとした。

承:家の人に「だめだよ。」と言われた。

転:「やあだね」と言うことをきかないで,ねこを連れて外に出る。

結:ねこパンチを5発やられてしまう。

「ひどい自分」というタイトルも見事です。本文には出てきませんが,作文全体をあらわすタイトルです。しかも,読む人には「何がひどいのだろう」とわかりません。だから,余計に読みたくさせるタイトルです。

このところ「校長先生賞」を重ねているS.Aさんは,100マス作文の「コツ」をつかんできているようです。(*^。^*) 「校長先生賞」は,あくまでも校長(僕)が,「おお! この作文はいい! やるな!」と判断した作品に対して出されるものですので,連続して「賞」になる子も少なくありません。念のため。(‘◇’)ゞ

100マス作文:校長先生賞「雪が目に入った!」

3年生のS.Mさんの100マス作文,校長先生賞は「雪が目に入った!」です。

「 『雪が目に入った!』

わたしが,おきると,雪がふっていて,びっくりしました。わたしは,いそいで,そとへいくと,家のにわが,まっ白になっていました。上をむくと目に,雪がはいりました。すこしいたかったです。でもそのうちに,雪が口の中にはいり,ごくりとのみこむと水の味がしました。雪を食べたことがなくてすこしのけいけんができたとおもいます。

五七五 『ゆきふってつもればいいなたのしみだ』 」

<校長コメント>

雪が目に入ってしまったり,口に入ってしまったり・・と,いきなり貴重な経験をしたS.Mさんです。(*^。^*) そんな経験から「すこしいたかった」(目),「水の味がしました。」(口)と,しっかりと体感を言葉で表現できています。いろいろな経験をしたとき,自分がどう感じたり,どう思ったりしたのかを言葉として表すことはとても大事です。

これまで「雪を食べたことがなくて」とありますが,初めて味わった経験は「水の味」という気づきです。僕も子どものころ雪がふったときに「粉ジュース」をかけて食べてみました。昔は自分のうちにシロップなどなかったのです。ちょっとかき氷の雰囲気はでましたが,なんだか「おいしくない」と感じました。

よく「雪は目に見えないほどのほこりが中心になって出来ている」と言われますが,それは本当です。これも子どものころですが,雪をコップに入れて溶かしてみました。すると,細かいゴミ(!)らしきものが入っているのがよくわかりました。ぜひ,試してみてください。ですから,雪は真っ白でとても見た目には「きれい!」ですが,たくさん食べることはあまりおすすめできません。(-_-) まあ,大人たちに聞いたらみんなそんなことをやって成長してきたので,少しぐらいの雪をふざけ半分で食べる程度ならば平気でしょう。(‘◇’)ゞ

僕は冬の奥日光や裏磐梯に行って,雪の中をスノーシュー(かんじき)で歩くという「スノートレッキング」という遊びもするのですが,その時に途中でお昼を食べたり,コーヒーを飲んだりします。以前,水を持っていくのを忘れて,雪をコンロで溶かしてお湯にしてコーヒーを飲んだことがあります。紙のフィルターでろ過してコーヒーを作りますから,細かなゴミは取り除けたと思います。(*^^)v 冬山にテントで泊まる人は雪を溶かして水にするのは常識ですね。

雪の中で飲む温かい飲み物や,熱々のカップ麺などは,とてもおいしいです。(*^^)v

卒業会食会:6年生① 宿泊学習かっ!

卒業まであと少しの6年生と校長先生との会食会(給食)が,今日から始まりました。順次,紹介いたします。

今日は,A.Yさん,A.Sさん,I.Mさん,O.Nさん。

小学校生活で「もう一度やってみたいことはなに?」と聞いてみると,3人が「宿泊学習です!」とのこと。I.Mさんは「筑波山登山」と言います。校「なにが良かったの?」と聞いてみると,O.Nさんは「滝つぼに飛びこんだこと」と! 亀が渕の滝つぼダイブです。(*^^)v 女子2名は,夜中に眠らないでおしゃべりしたこと,みたいです。I.Mさんの筑波山は「頂上に立った時」と言いますから,達成感です。(*^。^*)

北浦の水で乾杯!4年生①

6月22日(木)に4年生が鹿島市の浄水場に行ってきました。 Kånken Rucksäcke 北浦からくみ上げた緑色の水が飲料水になる様子を見学してきました。 Fjallraven Kanken NO.2 施設の見学や実験などを行って、最後はきれいになった水で乾杯しました。 Kanken Classic 水の大切にしなければならないことがよくわかりました。

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ひな祭りメニュー😄

今日はひな祭り。そこで、給食もひな祭りバージョンです。

五色花ごはん、厚焼きたまご、にらともやしの和え物、すまし汁、ジョア、三色ひなゼリー👍 です。\(^o^)/

大学生と一緒に勉強しました

朝の全校集会で歌とボディーパーカッションを披露した国学院栃木短期大学の皆さんです。 Fjallraven Mochilas 2泊3日で栃木海浜自然の家で研修しています。 fjällräven rucksack

全学年で午前中いっしょに活動しました。 Fjallraven Kanken No2 6年生とは校外学習のまとめをしました。 Fjallraven Kanken Big 5年生はバケツで稲つくりの準備をしました。グランドでリレーをしたのは、3年生です。 Fjällräven Kånken 大学生もきっと筋肉痛ですね。

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東京ドームシティーより

おいしい昼食の後は、アトラクションで大盛り上がり!楽しい思い出を胸に、予定通りに東京を出ました。 Mochilas Kanken Big どんな楽しい思い出話が聞けるか、楽しみですね。

クラブはどこにしようかな?

4年生になると,「クラブ」があります。そこで,もうすぐ4年生に進級する3年生が「クラブ見学」をしました。

▲スポーツクラブと軽スポーツクラブが同じ体育館で活動しています。今日は雨なのでいつもならば校庭でサッカーなどをしているスポーツクラブがおじゃましている感じですね。

▲こちらは家庭クラブ。今日は「あみもの」です。カラフルな毛糸を使って,おしゃべりしながらマフラーやミサンガを作っていました。図書室では「パソコン・イラスト」。アニメ好きにはたまりません。

3年生の子に見学カードを見せてもらうと,気づいたこと・感想がしっかりと書かれていました。(*^^)v さて,4年生になったら,どのクラブに入るのでしょうか?

100マス作文:校長先生賞「長なわ」

6年生I.Mさんの100マス作文。タイトルは「長なわ」です。

「 『長なわ』

きのうの中休みに長なわ連続とびをやりました。私は,なわを回す担当をしています。しかし,なわを回すのは楽ではありません。私はなわを回すとき,みんなのとぶ足を見ています。みんなは,とぶタイミングが同じではありません。みんながとぶタイミングをつかんでなわを回してあげたいと思います。 」

<校長コメント>

Mさんが書いているとおりです。長なわの連続とびというのは,とぶ人の実力もさることながら,実は「なわ担当」がカギを握るという面もあるのです。よく「とぶのが苦手」という人がなわ担当になる場合があるのですが,それでは記録が伸びないのです。どうしてかというと,なわ担当の子が,とぶ人たちのタイミングをつかんでいないからです。つまり,Mさんが「みんなは,とぶタイミングが同じではありません。」と書いているように,とぶ人のタイミングや癖(くせ)を見抜いて,それにあわせてなわを回してやるという「技」が必要になってくるのです。そのことを,I.Mさんはちゃんと押さえているのです。これが出来る子は,自分でもちゃんと連続とびには入れる子でなければなりません。

Mさんは,なぜ自分が「なわ担当」なのか,をよく理解していて,その理由を作文に的確にまとめています。とてもわかりやすい説明文になっています。

きっと,なわ担当のMさんが「みんなのとぶ足を見ています。」ことに気づいている子は少ないかもしれません。でも,そんなことは気にもかけず,Mさんはしっかりと「とぶ足」を見ながら,見事になわ回しをやっているのでしょうね。(*^^)v