最優秀賞 がんばったね(^_^)

11/29(金) 11月27日に行われた『鉾田市青少年の主張大会』で本校6年I・Mさんが最優秀賞を受賞しました👏 講評では,「家族の働く姿から農業を学び,鉾田の次の世代を担う準備をしていることがすばらしい。」とお褒めの言葉をいただきました。以下,発表原稿です。ご一読ください(^_-)-☆

「僕の夢」 僕の家では,さつまいもやじゃがいも,人参,ごぼう,ミニトマトなど,1年を通じて様々な野菜を出荷しています。この他にも,ねぎや大根,トウモロコシ,ブロッコリー等,家族が食べるためにいろいろな野菜を育てています。家族のみんなが一生懸命作った野菜はとても美味しくて、僕は大好きです。鉾田市では,多種多様な農作物が生産され,全国でも屈指の生産地となっています。「日本で一番野菜をつくるまち」であるこの鉾田市で,農業の仕事に就くことが僕の夢です。  毎日,朝早くから夜遅くまで農業に真剣に向き合っている両親や祖父母。その姿をみていると,僕も家族と一緒に農家の仕事をして,鉾田市の農業をさらに発展させたいという思いが日々強くなってきました。そして,日本での高齢化問題や農家の跡継ぎ問題について,耳にするようになったことで,将来の夢が決まったのです。  家の手伝いをしてみると、農家の仕事というものは,そう簡単なことではないと気付きました。暑い季節に、ビニールハウスで行う仕事は,予想以上に大変なものでした。農家の仕事は,とても体力のいる仕事なのです。それだけでなく,頭を使って考えることも多くあります。1年の間に複数の作物を作っていくということは,それぞれの作物の生育に適した時期を考えながら種まきや苗植えなどの準備を進めなくてはなりません。毎年,天気や気温などの条件が変わる中で,いくつもの作業を同時進行で行っていくことは,容易ではありません。先を見通して,計画を立てる必要があります。  そこで,僕は将来のために,これからどんな努力をしていくことが大切なのか考えました。まずは,農家の仕事を知るということです。家族が働く姿を見て,分かっている部分もありますが,全ての仕事を知っているわけではないと思うのです。実際に畑や倉庫,ビニールハウスなどで一緒に作業をして,農業を体験することで多くの学びが得られるはずです。僕は,農家を長年続けてきた両親や祖父母を尊敬しています。農家の先輩である両親や祖父母から農家の話を聞く機会も大切にしたいです。また,学校で学んだことを確実に自分の力となるように吸収していくことも大切だと考えます。体力をつけるための運動。見通しをもち,あきらめずに問題を解決していく勉強。友達と話をしたり,遊んだりすることで身に付く,人との関わり方。学校で学ぶことは,たくさんあります。学校生活での一つ一つの学びも大切にしたいです。  僕は,将来,農家の仕事を通じて,農業の魅力をより多くの人に伝えていきたいと考えています。インターネットで,食べる人が喜んでくれることを願って大切に作った野菜を紹介したり,農業という仕事のやりがいや楽しさを動画で配信したりすることで,農業という仕事をより身近に感じてほしいです。そして,農業を一緒に楽しむことができる仲間を増やし,鉾田市の農業を支える存在になりたいです。そのために,今の僕にできることをよく考え,一歩ずつ確実に行い,将来に向かって自分自身を高めていきます。